>五十歳からの二十五年を「林住期」、以後を「遊行期」という、まさに死を見つめて生きる。〜五木寛之〜

2023年04月20日

<文化の成熟の担い手>五十歳からの二十五年を「林住期」、以後を「遊行期」という、まさに死を見つめて生きる。〜五木寛之〜

4月8日に開催した手づくり作家作品展示交流会「第4回オリジナルinうと」を開催して思うのが、作家の多くが50代以後の女性が中心だった。私の作務衣を仕立ていただいた方は、70代の女性です。人生の後半生をどう生きるか、考える時に、"手づくり"をやってみたいと思う人は少ないないと思います。

冒頭の言葉の解説は、

文化の成熟の担い手

今の時代を支える最大グループこそ、いま若者志向社会から「ジジイ」あつかいされている五十第から六十代の最多世代にちがいない。すなわち「林住期」に属する団塊こそが、この国の文化と精神の成熟の担い手となるのではあるまいか。
(以上、『林住期』より)

私は、「林住期」の後半に差し掛かっていますが、文化や芸術の担い手なっているか、考えなければと、朝から思いました。

50〜75歳、人生の後半生をどう生きるか、いくつになっても考え悩む生だなぁ、と朝から思いました。


同じカテゴリー(名言・スピーチ・訓示・他)の記事画像
★『世界で最も貧しい大統領=ウルグアイ元大統領 ホセ・ムヒカ』の言葉
<遊び上手>飽かないから遊びなのであって、飽くのは単なるヒマ(暇)つぶしである。〜田辺聖子著『ダンスと空想』〜
老いを楽しむ3人の女性と評論家・樋口恵子さんの「7つのご機嫌のヒント」
豊かさとは何かを、自分も地域も社会も含めて、考える一年になる気がする。〜令和6年、龍の年〜
<対立から和解へ>ニ気感応してもって相与(あいくみ)するなり。〜沢山咸『易経』〜
<オミクロン株、ピークは早い?>自分の思い通りにならない時でも、投げ出してはいけない。(菜根譚)
同じカテゴリー(名言・スピーチ・訓示・他)の記事
 ★『世界で最も貧しい大統領=ウルグアイ元大統領 ホセ・ムヒカ』の言葉 (2025-05-16 20:00)
 人と付き合うとは、違いを許容することから始まる。〜曽野綾子著『人びとの中の私』〜 (2025-05-15 22:54)
 <遊び上手>飽かないから遊びなのであって、飽くのは単なるヒマ(暇)つぶしである。〜田辺聖子著『ダンスと空想』〜 (2025-03-23 06:53)
 文明社会には、青年には青年の、老人には老人の、貢献するべき余地がある。〜渋澤栄一〜 (2025-03-07 06:03)
 <消費税3%→5%直前の激務>乗り越えれない試練を天は与えない。 (2025-01-27 06:20)
 <前途多難、日々新たに>算数(計算)通りにならない人生。〜曽野綾子著『中年以後』〜 (2025-01-03 21:03)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。