<今朝の名言>貴方は、何に"しびれていますか?"〜知行合一(陽明学)〜

2021年10月17日

<今朝の名言>貴方は、何に"しびれていますか?"〜知行合一(陽明学)〜

『安岡正篤一日一言』に、以下の文があった。

(以下、10月18日の訓示)

 しびれる

 何にしびれるかによって、その人は決まる。
 中江藤樹は『論語』と王陽明にしびれていた。
 人間は本物にしびれなければならない。
(以上、『安岡正篤一日一言』より)

私は、40代初めから地元の中国古典輪読会で論語を学び始めた。その学びの中で、王陽明を知った。そして、幕末に備中松山藩の財政を担当した山田方谷に出会った。理財の天才であり、陽明学の実践者だった。

陽明学とは何か?

知行合一の実践の哲学と、私は思っている。

陽明学は、心の学問。

発心、心が発する意志は、良心もあるが、悪い心も起こる。それを、学びの中です修正するのが学問。

学ぶだけではいけない。実践に移してこそ、本物になる。

幕末の志士たちは、多くが陽明学を学んでいたと言われるています。

現在総選挙、令和の志士たちは何を実践しているか?、問われる選挙と思います。


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