心と向き合うには、静かな場所、ひまな時、おだやかであること。〜自らの心を観察する〜

2021年09月19日

心と向き合うには、静かな場所、ひまな時、おだやかであること。〜自らの心を観察する〜

休日の朝、目覚めて静かに考える。

昨日の私の言動は、どうだったか?

人との会話は、大丈夫だったか?

今週は、何をするか?

朝から考える。

自らの心を観察する。

『菜根譚』にある心の観察術は、

【現代語訳】
 静かな場所で、考えが澄みきっていると、心のほんとうのあり方を見ることができる。
 ひまな時に、気持ちがゆったりと落ち着いていると、心のほんとうのはたらきを知ることができる。
 あっさりとして、心のわだかまりなくおだやかであると、心のほんとうの味わいが得られる。
 心の鏡に写して自分の本心を見極め、真実ていつわりのないすがたを悟るのは、その三つの方法に及ぶものはない。
(以上、『菜根譚』前集No.88より)

自分の心を観察し、何を考え、何処へ向かおうとしているのか?

人間、周りに影響されやすい動物なので、つい流されてしまう。

そんな時こそ、立ち止まり、静かに考える"俺は大丈夫か?"と。

休日の朝は、静かに考える時間です。

三連休は、台風騒動で始まった。
台風一過、好天の初秋だが、緊急事態宣言、蔓延防止の日曜、さて何をするか?

朝から開いた『菜根譚』は、"自らの心を観察する"でした。

三密避けて、自然の中の静かなところでも歩きましょうか。


同じカテゴリー(名言・スピーチ・訓示・他)の記事画像
★『世界で最も貧しい大統領=ウルグアイ元大統領 ホセ・ムヒカ』の言葉
<遊び上手>飽かないから遊びなのであって、飽くのは単なるヒマ(暇)つぶしである。〜田辺聖子著『ダンスと空想』〜
老いを楽しむ3人の女性と評論家・樋口恵子さんの「7つのご機嫌のヒント」
豊かさとは何かを、自分も地域も社会も含めて、考える一年になる気がする。〜令和6年、龍の年〜
<対立から和解へ>ニ気感応してもって相与(あいくみ)するなり。〜沢山咸『易経』〜
<オミクロン株、ピークは早い?>自分の思い通りにならない時でも、投げ出してはいけない。(菜根譚)
同じカテゴリー(名言・スピーチ・訓示・他)の記事
 ★『世界で最も貧しい大統領=ウルグアイ元大統領 ホセ・ムヒカ』の言葉 (2025-05-16 20:00)
 人と付き合うとは、違いを許容することから始まる。〜曽野綾子著『人びとの中の私』〜 (2025-05-15 22:54)
 <遊び上手>飽かないから遊びなのであって、飽くのは単なるヒマ(暇)つぶしである。〜田辺聖子著『ダンスと空想』〜 (2025-03-23 06:53)
 文明社会には、青年には青年の、老人には老人の、貢献するべき余地がある。〜渋澤栄一〜 (2025-03-07 06:03)
 <消費税3%→5%直前の激務>乗り越えれない試練を天は与えない。 (2025-01-27 06:20)
 <前途多難、日々新たに>算数(計算)通りにならない人生。〜曽野綾子著『中年以後』〜 (2025-01-03 21:03)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。