<夏の日課>限りなく続く夏の草刈り作業は、汚れ汗だくの作業だが、終わると笑顔になる。なぜだろう?

2021年04月29日

<夏の日課>限りなく続く夏の草刈り作業は、汚れ汗だくの作業だが、終わると笑顔になる。なぜだろう?

久しぶりの雨、家の周りの草木が生き返ったように見えます。4月に入り、田畑の草刈りが始まり、やっと家の周りの雑草切りがほぼ終わり、次は離れた元みかん畑の草刈り、その次は昨年から奮闘している山林への山道の草刈り、ほかの畑も、と続きます。これを年に4回やるのが、私の夏の夕方の仕事です。最近は、イノシシも出没するので、雑草切りはサボれなくなりました。ちょっとサボると、イノシシの集まる場所化してしまいます。夏は鍛えられるシーズンです。(笑)

夏草や 兵どもの 夢の跡

は、松尾芭蕉の名句ですが、戦いで踏み固められ平地になった場所も時間が経つと草が生え、木々がも生える。特に雨の後は、生き生きとなる。自然の摂理のなさる技としては思います。

江戸期の庶民に読まれた『菜根譚』の著者とされる洪自誠の訓示の一つが以下です。

「清いものは常に汚れたものの中から生まれ出で、光輝くものは常に暗闇の中から生まれ出でる」

日本人にはよく知られる諺にもなっています。

蓮は泥沼の土の中から水面へ出てきれいな花を咲かせる。

暗闇の部屋に小さな隙間から差し込む光は、外の風景を壁に映し出す。

逆に、奢れるものは久しからず、光陰矢の如し、人生とは短い。

この今生きる瞬間を大切に生きなければ、光どころか、闇から逃れられ無い。

私にとっての草刈りは、日々の苦痛なのかもしれないですが、切り払った後の風景を見ると、"スカッ!"とする気分になる。やはり私は、百姓の子孫なのだろう、とその時に思います。

父も、祖父も、曽祖父も、そのまた前の祖先も同じことを続けて来た。草刈りからは、逃れられないが、日々の達成感は味わっています。これこそが、闇の中に光を感じる気持ち、達成感であり、先祖の感謝する気持ちだと思います。

支離滅裂の文になりました。夏草に負けないように頑張ります。特にゴールデンウィークは、頑張りどころです。


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