<行動から観える人間性>「物質的に恵まれない時にこそ、心の目で観ることができる」〜易経〜

2021年04月07日

<行動から観える人間性>「物質的に恵まれない時にこそ、心の目で観ることができる」〜易経〜

今日の地域の方との会話をして、昼食に帰り開い本『易経一日一言』に以下の言葉が、

4月7日の訓示は、

(以下、本より)

見えないものを観る

>「親の背中を観て子は育つ」というように、「観」は理屈ではない。心のあり方を観ただけで、同化して精神が成長するのである。どんなに言葉できれいごとをいっても、真心がなければ人は感化されない。
>私たちは、どうしても目に映るものや物質にとらわれやすいが、物質的に恵まれない時にこそ、心の目で観ることができる。そういう時に、物質の本質や人の本心が浮き彫りになってくるものである。
(以上、『易経一日一言』より)

後ろ姿に、その時の気持ちが出る?

子どもが、気分良い時はスキップして歩いたり、

調子悪い時は、うつむいて、足取りもとぼとぼと、

大人も、毎日見ている人は、体調までわかる瞬間もあるものです。

訓示とは逆に「子を見る(観る)と親が分かる」の諺もある。

>どんなに言葉できれいごとをいっても、真心がなければ人は感化されない。

日々、コツコツ、言ったことを続けることが大事と、つくづく思います。"見えないものを観る"にも、10年、20年と付き合わないと、人間性は理解できないものですね。


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