<経済学者・小黒一正氏講演会>コロナ危機とマクロ経済・財政の課題〜危機で改革の窓は開くか〜
2021年02月24日

<経済学者・小黒一正氏講演会>コロナ危機とマクロ経済・財政の課題〜危機で改革の窓は開くか〜
本日の講演メモ、抜粋から、
<コロナ後の経済回復>
飲食・観光分野は大変ですが、製造業は好調、通信関連、医療介護、等々も、回復は顕著に推移してからので、海外のエコノミストも含め、
現在の経済は、1年間に1%成長すれば、2年で元に戻る。
・熊本県のGDPを検証すると、4%の経済の落ち込みを日本全体から割り出すと
熊本のGDPは6兆円なので、コロナの落ち込みを、-4%なら、約−2400億円となると。、
*海外のエコノミストは、日本の成長は、2.2%は成長するので、2年ほどで回復する
・100年前のスパイン風の検証から、
"死者数が少ない所は、経済の回復力が大きい"
<日本の財政>
これまで、医療介護分野の費用増加は毎年2.8兆円づつ増えてきた。
また、2018〜2040年は、毎年約2.8%づつ社会保障費が増えている
コロナ禍の日本の総決算予測
令和2年 263兆円
令和3年 236兆円(第二回緊急事態宣言前の時点)
対して、令和元年の決算は154兆円、その前年の平成30年は148兆円だった。
令和元年:令和2年=100:170
で、7割増えた。たぶん、令和3年も同様に増える予想。
<過去20年間の経済成長>
これまでの過去の実質成長平均値は、0.4%程度だった。
・日本の生産性が上がった時期
1987ブラックマンデー
2008リーマンショック
・生産力とは
1.労働力
2.資本(工場、インフラ、
3.技術→国によって生産性の差が出る
・コロナ開発力の低さの原因はなにか?
→日本の財政は火の車だから出せない
日本人は、危機になると生産力があかる?
→このコロナ禍をバネに、再度日本の生産力が上がるような期待をしている。(小黒一正氏)
<その他>
日本の財政危機の対応と将来(中長期)展望、デジタルガバメントの考え方、最後に、コロナ感染者数の各国の違いの評価は面白かった。


★『世界で最も貧しい大統領=ウルグアイ元大統領 ホセ・ムヒカ』の言葉
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