<ただ歩かない>心労を伴わないものは、単なる労働なのだ。(城山三郎著『打ち出の小槌町一番』)

2020年06月14日

<ただ歩かない>心労を伴わないものは、単なる労働なのだ。(城山三郎著『打ち出の小槌町一番』)

午前中は、地区の安全活動団体支部の会計処理を始めた。昨年途中からの交代で、「私で大丈夫ですか?」と聞くのに、前任から替わってくれ、との一言で、それも面会なく資料だけが届けられた。

昨年、一昨年の報告を検証して・・・、私のやり方と違うな。
"私のやり方に変えよう!"
と思い立ち、表作りから始めた。

たぶん、これまで同様にした方が早いのでしょうが、今後の毎年の報告書を作るのが、手間がかかるので、私のやり易い方法にしておくと、数値を入れると、全部仕上がるように組み直しをしています。

ルーチンワークは楽ですが、後々効率悪く、事務作業の軽減につながらない。冒頭の言葉でないですが、与えられた労働では発展成長はない。ひと工夫(心労)が必要なのです。

与えられた仕事だが、その役目に向き合う時の気持ちが大事と思います。

冒頭の言葉の城山三郎著の本に以下の言葉をありました。

(以下、本より)

「好きと思わなけりゃ、とても」
 何でもない言葉のようだが、人生の秘訣である。「苦しい」とか「いや」とか思えば、苦痛は倍加するだけ。「好き」と思って前向きに取り組むことだけが、事態を乗り越えさせてくれる。
(以上、『わたしの情報日記』より)

私は、ルーチンワークだからこそ工夫が必要と考えています。トヨタに「改善活動(カイゼン)」は、世界の企業の共通語にっているとか?

私は、朝のウォーキングには、必ずラジオを持参します。出発時間が4時半なのは、NHKラジオ第一放送は、4時台がインタビュー番組なので、何かの活躍をした方、市民活動家、専門職とか、話のネタであり、情報源となっています。

朝のウォーキングも、無心になることは良いが、ボーッと"ただ歩かない"、時間の有効利用をする工夫(心労)をやっています。

>心労を伴わないものは、単なる労働なのだ。

日々が、毎日同じルーチンワークにならないように気をつけています。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 19:50│Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他
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