<生きるとは何か>40代、50代、大きな病気もせず過ごせたらそれは素晴らしい贈り物。〜曽野綾子〜

2020年02月16日

<生きるとは何か>40代、50代、大きな病気もせず過ごせたらそれは素晴らしい贈り物。〜曽野綾子〜

外の雨音で目が覚めました。今日は、熊本城マラソン大会の日、あいにくの天気ですが、ぜひぜひ完走目指して欲しいです。走れること、それだけでも素晴らしい!と思います。

昨日からまた読み始めた本『引退しない人生』(曽野綾子語録)に以下の言葉がありました。

(以下、本より転載)

 私に言わせれば、四十代、五十代は、満開の花の時代で、六十代だって私の体験からするとかなりすばらしい。体力は確実に落ちているけれど、人生を見る目は確実に深くなっている。だから四十歳から六十五歳までの四分の一世紀間、もし大きな病気もせず普通の生活ができたなら、それはすばらしい贈り物を受けたことになる。(『中年以後』)

私は、37歳から同業種交流を始め、次の年から異業種交流の飲み会が始まり、3年目から、講師を招きセミナーをして講師を囲む交流会を開催してきました。40代、50代は、異業種交流会を開催し続け、述べ1800人を越える方々と出会い、今の私があります。現在61歳、今年の6月で62歳になります。

曽野綾子さんの言われる四十歳からの四分の一世紀間は、人との出会いに時間を費やして来ました。県内はもとより、九州だけでなく、国内各地に出向き人と会い、語り、学ばせてもらいました。

昨夜の「幸山政史と語る会」の幸山氏とは、当時県議だった頃に出会い、熊本市長に挑戦され、市長12年を務め、4年前に県知事に挑戦されたが思いは果たせず、その後の4年間県下を回り人々と語り、現地へ出向き、問題を掘り起こし解決策を見出すことを続けてこられた。この4年は、幸山氏にとってまちづくりリーダーたちとの出会いであり、異業種との意見交換の機会だったと思います。

自分と違う分野、自分の地域と違う生活、自分と違う考えの方と語る、この異業種との触れ合いは、自らを豊かにし、考えを深めていくのだと思います。

昨夜の幸山政史氏の話は、4年前からすると、視野も分野も広くなり、話される中身がすごく深まった印象でした。

私などは、良い学校を出ていませんが、これまでたくさんの方と出会い、語り、学ばせていただきました。40代、50代を振り返ると、当時は右往左往していたのでしょうが、今は楽しかったことしか思い浮かびません。曽野綾子さんの言われる65歳まで、あと3年4ヶ月しかありませんが、より良き人生のためにも、健康に気をつけ、人生の意味を深めるような生き方をしたいものです。

今日は、雨でもあり、確定申告の処理を終えたいと思います。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 06:35│Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他
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