自分がすべて正しいとする考えはどこでも通用しない。〜田中角栄〜

2016年08月15日

自分がすべて正しいとする考えはどこでも通用しない。〜田中角栄〜

「人の悪口を言ったり、自分が過去に犯した過ちを反省せず、自分がすべて正しいとする考え方は国のなかでも外でも通用しない」

国際社会に国のリーダーが登場する時には必ずと言っていいほど、隣国との歴史的論争が巻き起こる。そこで論争に上がるのが、教科書の「歴史」ですが、それを逆手に取って就任期をチャンスに、30年来の閉鎖に扉を開けたのが、故田中角栄首相でした。

就任して2ヶ月に、毛沢東と周恩来との交渉に臨み、国交正常化に進んだ。そのおかげで、現在の経済交流が拓かれ、アジアの経済成長へ向けた動きとなりました。

最近は、リーダー就任期に、歴史を掘り起こすのは良いが、我田引水的な歴史解釈が目立つよう思います。自由経済、自由貿易を狭める動きを、経済発展した途上国が、国民の先行きの不安の視点をぼやかすことに、歴史解釈を教育に加味するように感じます。

田中角栄は、自伝の中で、「教育に政治を持ち込み混同させていることが間違いだ。一定の思想を混同させ、教育を混乱に追い込んでいる。政治から教育を切り離すことが急務だ」と、日中友好を実現したリーダーとしての意見です。

>自分がすべて正しいとする考え方は国のなかでも外でも通用しない

人の悪口を言わない

過去の過ちを反省する

常に周り(国内外)がより良き方向へ発展する考えをベースにした言動に努める。

*参考資料:『田中角栄100の言葉』  

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一身に全責任を背負って事にあたるという型の人物は好まれない。〜谷沢永一〜

2016年08月15日

一身に全責任を背負って事にあたるという型の人物は好まれない。〜谷沢永一〜

オリンピックは、個人の能力が試される場所、しかし、その背後には多くのコーチたちが支える構図が見える。そして、その、世代交代が次のヒーローを生み出す。誰が支えているか?

意外に、日本人は注目するように思います。

さて、さまざまスポーツ界、市民活動団体、等々で、中心になる人物がいることは、誰もが認める事だと思います。しかし、その存在が認められ、在位が長くなると、世間はその存在そのものを胡散臭く思う事があります。

作家の谷沢永一氏が書いた『人間通』に、次の一節がありました。

(以下、『人間通』より転載)

万事を掌握していると広く世に認められた人物は必ず憎まれる。一身に全責任を背負って事にあたるという型の人物は好まれない。

彼奴は何物にも拘束されないで自由気儘に事をおこなっていると見るや否や、そこに何らかの邪まな事情が伏在するに違いないと想像する。“裏に何かある”と勘繰りの念を働かせるのであろう。

「あの会社はあの専務で保っている」などという評判が生まれたらよほど警戒せればならぬ。急いで目に立つ補佐役の顔を揃え、名の通った相談役を置き、合議制で事を進行していると見える体制を整えなければならない。人を人とも思わぬ、という言い立てが、我が国では有力者を批判する場に最も通例の公式なのである。
(以上、『人間通』より)

仕事をする事は必要ですが、役割を終えれば、汚名を出す前に去ることも必要と思います。みなさんの周りには、上記のような陰口を聞くようが方々はいませんか? 時代の変化に耐えうるリーダーとなれる努力も必要ですが、次の人材育成には、ホストを与える事も大事なように思います。  

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余震は2000回、まだまだ復旧半ば、ボランティアに支えられて、やっと今があります。

2016年08月15日




熊本地震、明日で4ヶ月です。余震は2000回、まだまだ復旧半ば、ボランティアに支えられて、やっと今があります。

東日本大震災を経験した日本、あれから5年ですが、まさかの直下型の断層地震が熊本の県央地域に発生した。震度7を2度受け、甚大な被害が発生、今もなお避難生活、やっと仮説住宅の生活に移りつあります。

これまでの復旧活動の中で、県内外から被災地へ足を運んでいただき復旧活動に汗を流していただきましたボランティアの方々は、述べ10万人を超えたと新聞記事で読み、献身的に仕事をしていただきました姿を思い出し、改めて頭が下がります。本当にありがたいと思います。

我が家は、地震被害は一部損壊でしたが、6月の梅雨の豪雨で住宅以外の納屋や倉庫、旧タバコ乾燥室等々に濁流が入り、増水した川の流れの凄さを体験しました。地域の河川沿いの道路も被害を受け、10日間ほどは重機が応急的な交通路の復旧に昼夜を問わず続けられました。

水害の爪痕は、まだそのままですが、約1月半が経ち、少しづつは日常の生活に戻りつつあります。一昨日、我が家の最後の水害ゴミを、清掃センターの特別受け入れに持ち込みましたが、まだまだガレキな様々な水没ゴミがうず高く積まれ、水害、震災の復旧作業が続いているのを確認します。

今朝の新聞記事のボランティアの活動を読み、被災地へ足を運んでくださった方々、先般静岡へ招きサッカー合宿を支えていただきました多くのボランティアの皆さんたち、被災地を支えていただきます志を忘れることなく、被災者自身も地域社会のために何ができるか常に考えて行動し続けることが必要と思います。

復旧から復興へ、また何かとお支えいただくことになると思いますが、これまでのボランティア活動に感謝するとともに、さらに日本社会が支え合う社会理念が広がり育つ環境ができることを願います。  

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復興・宇土軽トラ市は、9月25日11〜14時に開催します。

2016年08月15日

復興・宇土軽トラ市は、9月25日11〜14時に開催します。今回で4回目、宇土市の震災、水害の復興支援活動として、農林水産物の販売、観光の情報発信、歌謡ショー、子どもの企画、等々、いろいろと趣向をこらして準備します。出店されたい方は、ご連絡ください。前回の出店数を超えるように呼びかけ、来場者も増えるように広報に努めます。

復興・宇土軽トラ市
日時 2016年9月25日11時〜
場所 住吉漁協荷揚げ場・駐車場

たくさんの出店と来場をお待ちしています。  

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復興・地蔵祭協賛小学生サッカーフェスティバル

2016年08月15日

復興・地蔵祭協賛小学生サッカーフェスティバル
【実施要項】  
1. 目 的  本大会は、宇土市の地蔵祭りに協賛し、サッカー少年少女たちが夏休みに練習した成果を確認し、秋のシーズンへ向けたステップの機会となることを目的とする。
加えて熊本県は、震災と水害の被害から大会も減った夏休みとなっているので、思いっきりサッカーを楽しむ一日になることも目的とする。
2. 日 時  平成28年8月21日(日) ※雨天決行 午前8時30分~開会式
3. 会 場  宇土マリーナ 特設会場  宇土市下網田町3084-1
4. 主 催  宇土市サッカー協会
5. 参加資格  ①小学1年~6年生の児童(宇土市外も参加可)
       ②各チームとも常時指導している指導者が同伴引率すること。
       ③スポーツ保険に加入し、保護者の承認を得た子供であること。
6. チーム編成  ①1年~3年生のカテゴリー6人制(男女混合可)
        ②4年~6年生のカテゴリー5人制(男女混合可)
③1チームの登録人数は12名までとする。
7. 参加種別  小学1年・2年・3年・4年・5年・6年
8. 審 判   各チームのコーチ及び審判資格者(サッカー協会役員)
9. 競技場   38m×25m  (5面)
10. 競技方法 ①競技規則はNPO法人熊本県キッズサッカー協議会ゲーム規定及び熊本県サッカー協会規定に準じます。
      ②各学年参加チーム数によりグループに分け予選リンク戦を行う。
       (1チーム3試合or2試合)予定
      ③各学年予選リーグ (午前)7分―1分―7分
       勝ち点  勝:3点 引き分け:1点 負:0点
       勝ち点が同点の場合、得失点差→総得点→抽選の順で勝敗とする。
      ④決勝トーナメント、フレンドリーマッチ (午後) 6分―1分―6分
       同点の場合はPK戦(PK戦は代表者3名で行い、決しない場合はサドンデス)
11. 組合せ  大会本部で抽選し、各チームへ送付(当日も配布)します。
12. 表 彰  各学年ごとに実施(各チームに、参加賞、マリーナサービス券、他)
優勝  : 賞状、
準優勝 : 賞状、
3位  : 賞状、
13. 参加費  1チーム2,000円(当日受付にお支払いください。)
14.申込み  ①申込締め切り 平成27年8月17日(金)締切
②申込先 宇土市サッカー協会 会長 野口修一まで
〒869-0465 宇土市網引町1374に郵送かFAXかEメールで
Eメール:noguchi.shuichi.uto.kumamoto@gmail.com
FAX:096-381-0384(野口勤務先)
15. 問合せ先  宇土市サッカー協会 090‐3666-7682(野口)・090-6771-4908(神)  

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名作『放浪記』の林芙美子と、熊本、天草

2016年08月15日





名作『放浪記』の林芙美子と、熊本、天草

熊本にゆかりの人物語録『言葉のゆりかご』に、作家の林芙美子の熊本との縁について書かれていた。

『放浪記』と言えば女優の森光子さんを思い出しますが、林芙美子さんは子どものころ商売をしていた両親と熊本市の祇園橋近くに住んだことがあり、作家になった後、熊本に旅をしていることも紹介されています、熊本駅から三角線をへて、天草へ旅をした。(林芙美子さんが)「天草でいちばん好きな港は崎津」だったそうです。

その崎津の集落が、キリスト教の歴史的文化遺産群の1つに評価を受けて、ユネスコの世界文化遺産の認定を待っている。

このことを、林芙美子さんがお元気でしたら何と語られるか、聞きたい意見の1つです。

また、短編小説『舞姫』には、熊本市の老舗映画館の「電気館」や水前寺が出てると紹介されています。

この『言葉のゆりかご』を編集された元熊本日日新聞の記者で、今春まで熊本県の近代文学館館長の井上智重氏とのご縁は、かれこれ15年近くなります。きっかけは、横井小楠の顕彰活動で、私の恩師のメッセンジャーとして色々資料等を、井上智重氏へ届けることが、数度続き、私も歴史が大好きで、行くと30分〜1時間近く、熊本の色々な人物列伝についてお聞きしていました。とにかく、記者時代から足で稼いだ熊本の歴史の話は尽きることがない。

『言葉のゆりかご』ができて早々に連絡があり、「一冊よろしく!」(税込3500円)との一言でした。数日後、着払いで熊日販売店から届けられました。昨年の新刊の本でいちばん高い値段でしたが、私の興味をそそる様々な人物列伝、人間模様が、トッピングできる、時間が空く時に読むにはもってこいの本です。

印刷数は少ないと聞いているので、興味ある方は、熊本日日新聞社へお早めにおたずねください。  

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<熊本の偉人>人を先に、私はあとに〜故坂田道太〜

2016年08月15日






<熊本の偉人>人を先に、私はあとに〜故坂田道太〜

熊本出身や熊本にゆかりのある偉人を紹介した「言葉のゆりかご」(井上智重著)は、多くの人々の歴史と言葉が紹介されています。

昨今、政治家のスキャンダル、失言が取りざたされる中、坂田道太氏は在職当時はさまざな批判はあれど、厚生大臣、文部大臣、防衛庁長官、法務大臣を歴任し、最後は衆議院議長も務めた郷土出身の衆議院議員が故坂田道太氏です。

坂田道太氏の父は、五高の教授だった。

当時は、「汚泥に咲く一輪の花」とも言われたそうだが、亡くなって一回り(12年)しか経っていないのか、時代の流れは早いなと思いますし、検証することが必要と思います。

「我が、我が、・・」の人は、独立、分派、政治グループの分散合併、等々ありますが、党の中で坂田道太氏は「人を先に、私はあとに」

と言いながらも、実績は、厚生大臣は43歳で就任、最後の大仕事は、衆議院議員議長の要職でした。

郷土の偉人・故坂田道太氏の生き方に、人生訓を学ぶヒントがたくさんあるように思います。また八代地域は、日本の外交官一期生で、外交官として活躍し、晩年は戦前の内閣で要職を務めた故内田康哉氏がおられます。

熊本の「時習館」の教育理論は、明治期を乗り越え、大正期に広がり、昭和につながり、現代の平成期にも息づいていると思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 12:15Comments(0)