「人事を尽くす」 から運をつかめる

2012年04月07日

「人事を尽くす」 から運をつかめる

 今日の熊本動物園は、大混雑でパトカーが園の入口で、右往左往して交通整理に追われていました。春休み最終日は、親も大変です。子どもたちが、小さかった頃を思い出しました。

 昼休みの読書で読んだ本「いい言葉は、いい男をつくる」 、なんだこのタイトルは?
 そんな本に、次の一節がありました。全部転載します。

(以下転載)

 「人事を尽くす」 から運をつかめる

 どんな人間でも、大概一生に一度はその人間に相応した花々しい時期というものがある。(谷崎潤一郎/『青春物語』)

 「その人間に相応した」というところが言いえて妙。

  残念だが、人間には、差がある。
 才能がある人間とない人間の差である。

 先にいうが、才能があれば幸せになれるというわけではない。才能があると、人生バラ色で、なんでもできて、夢のような生活が続くというものでもない。

 才能がある人間は、花々しい時期が長いか、短くても太い。
 才能がない人間は、花々しいが短いか、長くても細い。
 どちらが幸せかは誰もわからない。

 一度しか花々しい時期がなかった人もいるように、人間は、苦しみながら生きていく生きものだ。
 辛いこと、苦しいことが人生の八割を占め、笑っていられる生活が続くことなんかほとんどない。

 花々しさを得るコツは、健康な体をつくり、維持していくこと。
 ずっと健康でいれば、必ず、いい話が舞い込んでくる。
 体だけではなく、心も美しくしていれば万全だろう。
(以上、『いい言葉は、いい男をつくる』より)

 なるぼとと思いつつ、才能の差はある!には、私のような凡人には、耳の痛い話しです。でも、著者のそれぞれに合った、華やかな時期は必ずある、と強調しているところは、とても励みになりました。
 つま先立ちで、無理を続けると疲れます。自分をよく見て、良く検証して、出来ることを続けて行けば、自分に合った活躍の場に巡り会うことが出来ると信じて、今日のほんの言葉を励みに、午後の予定に自分の出来ることをやりたいと思います。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 13:56Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他