<閣議決定> 森林・林業基本計画 国産材利用率50%に

2011年07月28日

<閣議決定> 森林・林業基本計画 国産材利用率50%に

*日経新聞ニュース*
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E0E7E2E3888DE0E4E2E5E0E2E3E39790E3E2E2E2;at=DGXZZO0195164008122009000000

■森林・林業基本計画 閣議決定 国産材利用率50%に
>政府は26日の閣議で、森林・林業基本計画を決定した。林業を活性化するため木材の総 需要量に占める国産材の割合を10年後に50%にする目標を盛り込んだ。東日本大震災関連 では木造住宅の資材不足を補うため全国規模での供給体制の早期整備を明記。津波で大量に発生した木質がれきや間伐材を燃料としたバイオマス(生物資源)発電を推進し環境への負担が少ない街づくりを目指すとした。同計画は約5年ごとに内容を改定しており今回は2度目の改定となる。


 国産材の利用率を上げる政府の決定は歓迎される。食糧のフードマイレージはよく聞くようになったが、木材のウッドマイレージ(重さ×距離)は、実は日本がダントツ世界一なのです。戦前から木材輸入大国で、日本の円が上がった性で、国産林業が海外からの輸入木材で押されて、減少の一途を辿って来た。地球温暖化防止のCO2削減に、森林の再生、植林は効果が大きい、そろそろ政策転換の時期にあると思う。

 林業の再生が、今回の震災を期に動き出せば、日本の一次産業の活性化につながる。3月に閣議決定した、6次産業推進法と合わせ、次世代の農林水産業への夢を創ることにつながる気がする。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 22:09│Comments(0)農業問題
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