(環境政策と地域戦略 ①)「目指し時計」(木内孝)
2008年04月15日
(環境保全と企業運営 ①)「目指し時計」(木内孝)
毎年、熊本へお呼びしている、NPO法人フューチャー500理事長の木内孝氏は、ある出来事から、環境保全活動を本格的に活動を始められました。そのきっかけを、新聞のコラムに書かれたものを紹介します。
人生には、何度か「目覚まし時計」がなり、行動が始まりますが、その目指し時計のお蔭で、大企業が大きく転換して行くきっかけになったことが、象徴的に書かれています。ご一読頂ければ幸いです。
「目指し時計」(木内孝)
昨日の続きを今日もやり、今日の続を明日もやる人生に目指し時計が鳴り響いて、新たな人生が始まることである。
サンフランシスコに本部を於く熱帯雨林の保護をの目的とするNGO、レイン・フォレスト・ネットワークの代表、ランディ・ヘイズさんが僕の目指し時計だった。
僕が三菱電気アメリカの責任者だったころ、ランディは熱帯雨林を守ろうと子供や若者を動員して、三菱製品のボイコット運動を全米で展開していた。僕と彼の関係を。対立から゛共生゛に導いたのは彼の人柄と共に働いている何十人もの若者の生き生きとした表情と動きだった。「この戦いは勝てない。勝てない相手から一緒になってしまえ」が僕の結論でした。
その結果、ボルネオ島サラワクの現場に行き、環境関連の多くの集まりに参加し、その道で影響力のある権威、ポール・ホーケンさんやエモリー・ロビンスさん、カール・へリックさんと親しくなり、正に新しい人生が始まった。
ランディの熱帯雨林を守る思いと行動が僕らの暮らしに新しい規律・軸をつくった。政治の世界では「節約」を標榜する指導者が出て来て欲しい。産業界に「倹約、勤勉、謙虚」の三ケンで生き抜く経営者を願っている。
「ご案内」
<異業種交流会「2008木内塾」>
日 時 2008年5月12日19:00~
会 場 全日空ホテル・ニューススカイ25階展望レストラン
熊本市東阿弥陀町2(096-354-2111)
・前半 セミナー
講 師 木内孝 (NPO法人フューチャー500理事長)
テーマ 持続可能社会、本来の農業への道、他
参加費 1,000円
・後半 木内孝氏を囲む交流会
参加費 5,000円
主 催 環境共生施設研究所
問合せ先 熊本市尾ノ上1丁目48-6 リブズ菊池1F
Email : aande@lime.ocn.ne.jp
<木内 孝 プロフィール>
木内 孝(きうち たかし)。1935年ドイツ・ハンブルグ生まれ。慶應義塾大卒、三菱電機入社後、カナダ・ブリティッシュ・コロンビア大留学。経済学修士号取得。
三菱エレクトリックセールス・アメリカ副社長、本社海外事業部長、海外第一事業部長を経て、1988年三菱エレクトリック・アメリカ会長に就任。
チルドレンズ・エクスプレス理事長、カリフォルニア大学サンタバーバラ校ボードメンバー。
本社取締役・常務取締役兼任中の1995年にNPO法人「フューチャー500」を設立、地球環境・生命・次世代の社会を守る活動を開始。
著書に「アメリカで働くということ」「ニューエコノミー」「新学問のすすめ」「What We Leamed in the Reinforest 」
1972年まで母方の祖母に当たる福沢諭吉の四女と共に暮らす。岩崎弥太郎(三菱財閥の創始者)の次女は、父方の祖母。
父の木内信胤氏は、世界経済研究所理事長。戦後直後の首相の経済顧問。
毎年、熊本へお呼びしている、NPO法人フューチャー500理事長の木内孝氏は、ある出来事から、環境保全活動を本格的に活動を始められました。そのきっかけを、新聞のコラムに書かれたものを紹介します。
人生には、何度か「目覚まし時計」がなり、行動が始まりますが、その目指し時計のお蔭で、大企業が大きく転換して行くきっかけになったことが、象徴的に書かれています。ご一読頂ければ幸いです。
「目指し時計」(木内孝)
昨日の続きを今日もやり、今日の続を明日もやる人生に目指し時計が鳴り響いて、新たな人生が始まることである。
サンフランシスコに本部を於く熱帯雨林の保護をの目的とするNGO、レイン・フォレスト・ネットワークの代表、ランディ・ヘイズさんが僕の目指し時計だった。
僕が三菱電気アメリカの責任者だったころ、ランディは熱帯雨林を守ろうと子供や若者を動員して、三菱製品のボイコット運動を全米で展開していた。僕と彼の関係を。対立から゛共生゛に導いたのは彼の人柄と共に働いている何十人もの若者の生き生きとした表情と動きだった。「この戦いは勝てない。勝てない相手から一緒になってしまえ」が僕の結論でした。
その結果、ボルネオ島サラワクの現場に行き、環境関連の多くの集まりに参加し、その道で影響力のある権威、ポール・ホーケンさんやエモリー・ロビンスさん、カール・へリックさんと親しくなり、正に新しい人生が始まった。
ランディの熱帯雨林を守る思いと行動が僕らの暮らしに新しい規律・軸をつくった。政治の世界では「節約」を標榜する指導者が出て来て欲しい。産業界に「倹約、勤勉、謙虚」の三ケンで生き抜く経営者を願っている。
「ご案内」
<異業種交流会「2008木内塾」>
日 時 2008年5月12日19:00~
会 場 全日空ホテル・ニューススカイ25階展望レストラン
熊本市東阿弥陀町2(096-354-2111)
・前半 セミナー
講 師 木内孝 (NPO法人フューチャー500理事長)
テーマ 持続可能社会、本来の農業への道、他
参加費 1,000円
・後半 木内孝氏を囲む交流会
参加費 5,000円
主 催 環境共生施設研究所
問合せ先 熊本市尾ノ上1丁目48-6 リブズ菊池1F
Email : aande@lime.ocn.ne.jp
<木内 孝 プロフィール>
木内 孝(きうち たかし)。1935年ドイツ・ハンブルグ生まれ。慶應義塾大卒、三菱電機入社後、カナダ・ブリティッシュ・コロンビア大留学。経済学修士号取得。
三菱エレクトリックセールス・アメリカ副社長、本社海外事業部長、海外第一事業部長を経て、1988年三菱エレクトリック・アメリカ会長に就任。
チルドレンズ・エクスプレス理事長、カリフォルニア大学サンタバーバラ校ボードメンバー。
本社取締役・常務取締役兼任中の1995年にNPO法人「フューチャー500」を設立、地球環境・生命・次世代の社会を守る活動を開始。
著書に「アメリカで働くということ」「ニューエコノミー」「新学問のすすめ」「What We Leamed in the Reinforest 」
1972年まで母方の祖母に当たる福沢諭吉の四女と共に暮らす。岩崎弥太郎(三菱財閥の創始者)の次女は、父方の祖母。
父の木内信胤氏は、世界経済研究所理事長。戦後直後の首相の経済顧問。
人を招く、人に招かれる。出会いの演出はなかなか難しいですが、人間を育てる場でもある。〜異業種交流会「四季の会』〜
環境と経済の両立を目指す「2005.フューチャー500国際シンポジウムin北京」に参加
<異業種交流会「秋の会」>「世界平和へ旅しよう。女性の視点で世界を見聞し伝えるセミナー
<世界平和へ旅をしよう>異業種交流会「四季の会」・秋の会(望年会)のご案内です。
あと23日となりました。手づくり作家作品展示交流会「第4回オリジナルinうと」の開催が近づきました。
<老後の学び>講演会やセミナーでの質問タイムに、持論を語る高齢者に呆れる。若者たちの学ぶ機会を奪うのはやめたが良い。
環境と経済の両立を目指す「2005.フューチャー500国際シンポジウムin北京」に参加
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あと23日となりました。手づくり作家作品展示交流会「第4回オリジナルinうと」の開催が近づきました。
<老後の学び>講演会やセミナーでの質問タイムに、持論を語る高齢者に呆れる。若者たちの学ぶ機会を奪うのはやめたが良い。
Posted by ノグチ(noguchi) at 08:13│Comments(0)
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