私は変わった(代った)人生を送っているのだろうなと思います。

2017年11月22日

私は変わった(代った)人生を送っているのだろうなと思います。

人生は、予定外の出来事から始まった。進学は、自分の思い(理想)で突き進みますが、実は実力が伴わなければ合格はしません。特に大学進学は、不都合(自分にとって)ばかりでした。

落ち込む時期もありましたが、今はその時期が自らの生き方を決めたように振り返ります。父の道は進まないと思っていたが、建築設計の修行に向かいます。専門学校卒業後、3つの建築事務所を渡り歩き、同時に東京から西の見たい建物は全て視察をしました。その財源を作り出したのは、バブル期の人材不足で求められた、夜のアルバイト(先輩の応援)の収入が支えました。

いざ独立する直前に、バブル経済がはじけて、ゼロ(建築業界はマイナス)成長経済になり、絶不調の開業期になりました。そこで、思案して動き始めたのが市民活動(運動)でした。ところが、この世界にいる人は、多種多様で興味にことかかない。ついついのめり込んで、本業の建築の仕事も疎かになることもありました。

そこで始めたのが、異業種交流会です。自ら出向き、考えを語り、人を集め続ける活動です。初めは同業種(建築分野)から、他業種、異業種と多様な若い人材が出会う場所づくりを継続しています。20年65回を重ねています。

その異業種の出会いから、宇土のサッカーの活性化に関わる若い世代に出会います。それが、現市長元松茂樹氏です。市長選挙の騒動に、新人の元松茂樹候補を支持する縁から市議選に出ることになり、全く知らない未知の世界に飛び込むことになりました。

以来、丸7年が過ぎました。年4回、無欠席で、議会の質問活動(同期は3名のみ)をやって来ました。10年前を考えると、建築士が市議選に出て現職、糾弾の質問でなく、市政改革の質問を続けています。

さて、建築設計の世界に入って35年、市民活動も継続していますし、議会の活動も懸命にやっています。地域の様々な役もやっていますが、一番の私の興味は、宇土市子どもたちで、サッカーを好きな子どもをいかに増やすか、これからサッカー少年・少女たちのさほをやりたいも思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 22:23Comments(0)マイライフ

地域おこし協力隊と過疎地域の現実〜人口減少地域の本気度が問われている〜

2017年11月22日





地域おこし協力隊と過疎地域の現実〜人口減少地域の本気度が問われている〜

この記事は、熊本地震で大変な被害を受けた南阿蘇村立野地区を取り上げた記事です。やっと解除はされたが、まだ環境が整わず帰れない、との声を取材している文面ですが、そもそも過疎化の進む中山間を熊本地震が襲った。復旧が遅れれば、時が経過すれば、高齢者の帰還は難しくなる。まして若い世代がUターンするとも思えないのが、現状だろうと推察する。

この状況は、地震の前から過疎化は進行していた。私の周り集落(自治区)も同様で、自宅を新築した頃(20年前)には40軒を超えていたが、現在は27軒になった。昨年の熊本地震で被害を受けた空き家の解体が進み、来年には元敷地には草が生え秋には茂みになることだろう。過疎化は確実に進行している。

この過疎化する地域に若い人を移住させようとしている総務省の取り組みが、「地域おこし協力隊」事業です。3年間の自治体が雇用し地域おこしに取り組んでもらう。雇用経費と活動経費を3年年間は国が支援する。現在の全国の地域おこし協力隊員は5千人を超えたと新聞が報じていた。

田舎で暮らしたい!
田舎で働きたい!

との要求を持つ若者が、過疎地域へ送り込まれている。4年前から地域おこし協力隊の活動を調査しているが、その活用法は千差万別で、なかには「職員不足の臨時職員的な使い方」のところもあれば、先日行った鹿児島県長島町は、都会で培った能力を使った、田舎と都市をつなぐビジネスモデルの実践のために移って来て、与えられた日常業務をこなしつつ、着々と3年後の自らの開業を目指して動いていました。

地域おこし協力隊をよそ者に終わらせるか、ビジネスモデルの実践者にするか、受け入れる自治体、地域の本気度が今後は問われるように思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 10:16Comments(0)地域政策