〈幸福度、未来は現在にある〉「限りある税金は、弱者に使う」

2012年10月30日

〈幸福度、未来は現在にある〉「限りある税金は、弱者に使う」

中国古典「一日一話」は、1997年に文庫本になった。中国古典研究の第一人者の一人、守屋洋氏の編集だが、多くの示唆ある言葉が集められている。

本日、熊本県主催の「くまもとの明日を考えるシンポジウム」の中で、政治の大きな意味を教えられた気がします。

本日の基調講演は、法政大学大学院教授の坂本光司氏でテーマは、「成長を続ける企業に学ぶ、市長村や地域おける取り組み」 でした。講演の中で、一番印象残った言葉は、とても心に響いています。

「限りある税金は、弱者に使う」

中国古典「一日一話」に、「予見力」についての一節がありました。長いですが、転載します。

(以下、転載)

(1990年代の)アメリカは財政赤字と貿易赤字に苦しんだが、その原因は、レーガン大統領の大幅減税策にあったと言われている。減税をすれば、個人や企業にお金が余るので消費に向かわせることができ、国内の振興し、そとぶんだけ税金が懐に入って財政も安定する、という計算だった。しかし実際は、余ったお金は日本や韓国などの安くて品質いい製品にむけられ、その結果、貿易収支は赤字、お金は国外に流れて財政も赤字になったというのである。(以上、転載)

レーガン大統領の目論見は、自分ひいきの視点で、未来を予見した。これでは、民衆の心が見えない。レーガン大統領は、映画のスーパースターだ、庶民の心、企業家の心は、理解できなかった。

時代は、自分の思うようにな未来にはならない。だが、常に未来の予兆は、自分の周りある。これに、気づくか、気づかないかは、本人の観察力にある。

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 20:18Comments(0)偉人

明日の熊本を考えるシンポジウム(熊本テルサホール)

2012年10月30日

明日の熊本を考えるシンポジウム(熊本テルサホール)

午後は、熊本市の県庁近くのテルサホールで、明日の熊本を考えるシンポジウムがあり、基調講演が蒲島郁夫知事、パネルディスカッションには田中信孝人吉市長が登壇されます。28日の金澤和夫兵庫県副知事と田中市長との意見交換の中でご案内があり、詳しい内容を田中市長自らお電話があったので参加して、「これからの熊本の進む方向を考える」 、機会にしたいと思います。


第一回のパネルディスカッション

にも参加したので、どんな人物が登壇されるかも楽しみな集まりです。

28日の金澤和夫兵庫県副知事の官僚であり、県のかじ取り役でもあるかたが、九州の自治体の進む方向を、しっかり語られましたので、県と市町村の役割が、どう語られるか、聞いて来たいと思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 10:53Comments(0)熊本の出来事