〈自治体議員研修〉九州広域行政機構(仮称)について、説明中

2012年08月21日

〈自治体議員研修〉九州広域行政機構(仮称)について、説明中

九州地方知事会の事務局長による、公式行政連携の取り組みを、市町村議会議員に、わかり安く解説があっています。

平成15年から始まり、温暖化防止策、産業廃棄物税、水産高校の研修船の共同建造、等々から始まった。

大きな成果を出しているのが、九州観光推進機構の取り組みで、単県ではなく、九州全体で、2泊3日~5泊6日等の旅プランのルートや提案をしたパンフレット、広報等々が作られた、おかげて県境を超えた旅が増えている。

最大の成果は、今夏の九州北部豪雨後の復興支援活動、職員の融通等に、九州全体で取り組むことが出来た。と報告があった。

H24.6.8に、
「国と特定地方行政機関の事務等の移譲関する法案」が議論されまとまったものが、川端内閣府特命担当大臣に一任された。(概ね良かろう!、だが閣議決定されていない)

内容とは、

丸ごと移譲か、
移譲して機能しやすいところから、地方に移すか、
広域行政にして、霞が関の役人を向く時間を、もっと地域住民の意思を反映させる、
財源は、具体的な手続きで法律で規定する、
・・・・・・・・・

九州広域行政機構のイメージ?

知事会と政令市長会からの代表がトップを努める。
広域連合議会(各地域から選出)
この下に、経済産業局・地方整備局・地方環境事務所が、広域行政機構に移る。

上記が、現在議論されている「九州はひとつ」の広域行政機構構想です。

現在の国会での議論の状況が、詳しく報告があっています。


日田市のホテルの会議室に、おります。明日の正午まで研修が、続きます。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 16:27Comments(0)マイライフ

〈訓示〉曹操の「烈士暮年、壮心不巳」、九州の自治体議員研修会

2012年08月21日

〈訓示〉曹操の「烈士暮年、壮心不巳」、九州の自治体議員研修会

おはようございます。毎日、暑いですね、が最初の言葉になっています。
全国的に、猛暑です。熱射病、熱中症に気をつけましょう。


三国志の英雄、魏の曹操が詠んだ漢詩です。
人は、志がいかに大事か、必要か。

明代の儒家王陽明は、「志立タザレバ、舵ナキノ船、轡(くつわ)ナキノ馬ノ如シ」と訓示しています。熱気だけで走り回るだけでは、右往左往するだけで、なかなかで成果が上がらず、目標を立てるが行動しないと、事は始まらない。志を持ち、しっかり準備をして、着実に実行して行く実行力も必要です。その言動にもっとも必要なものは、古(いにしえ)の時代から、「志」が必要と、曹操も強調しています。

曹操の「烈士暮年、壮心不巳」の訓示を、私も色々な場面で語るのですが、元となってた漢詩が、「歩出夏門行」にある言葉です。

本日は、昼前に地元市長との懇談会があり、午後は、大分県日田市で開催される、九州の市民派の自治体議員の研修会に参加します。1泊2日の中身の詰まった内容になっています。志を持つ、地方議員と語ることは、大きな刺激と学びの場になると楽しみにしています。後日、詳しく報告をしたいと思います。

最後に、曹操の漢詩を載せます。参考になれば幸いです。
今日も、一日意味ある日にできるように頑張りましょう。

【漢詩】「歩出夏門行」(曹操作)

神 亀 雖 寿:神亀(しんき) 寿(いのちなが)しといえども
猶 有 竟 時:なお竟(おわ)る時(とき)あり
謄 蛇 乗 雲:謄蛇(とうだ) 霧に乗(じょう)ずるも
終 為 土 灰:終(つい)に土灰(どかい)となる
老 驥 伏 櫪:老驥(ろうき) 櫪(れき)に伏すも
志 在 千 里:志(し) 千里(せんり)に在(あ)り
烈 士 暮 年:烈士(れっし) 暮年(ぼねん)
壮 心 不 巳:壮心(そうしん) 巳(や)まず

(意味)
寿命が長いと言われる亀でも、いつかは死ぬ時を迎える。
霧に乗じて大空に舞い上がる竜でも、いつかは死んで土くれとなる。
だが、1日に千里も走ると言われる驥(き)は、年老いて馬屋につながれても、
志(こころざし)だけは千里のかなたに馳せている。
それと同じように、男らしい男は、人生の晩年になっても「やらんかな」の気概
だけは失わないものだ。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 12:13Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他