「横井小楠と肥後の猛婦たち」シンポジウムを終えて
2007年10月29日
「横井小楠と肥後の猛婦たち」シンポジウムを終えて
今回のシンポジムは、昨夏から発端がはじまり、主催者の高宗昭敏先生が、熊本を中心に色々な会合に出る中で、「猛婦」なる言葉も聞くし、「現代の猛婦は?」と、何度か耳にしたと語られました。
昨年暮れにが、本来の始まりだったと思いますが、九州郵政公社旧支社の企画部長から「肥後の猛婦」について、意見を求められたといいます。
「明治時期に、女性活動家が熊本から多く出ていて、それは実学と関係があると思うので、ぜひ゛猛婦゛を取り上げてみませんか?」
だったそうです。以来、年末まで熊本の知識人と語る中で、今年のテーマを「肥後の猛婦」としたそうです。
もともとは、昭和34年婦人公論に大宅壮一氏が「熊本の猛婦たち」のタイトルで、明治期の女性活動家に熊本出身が多く、さらに横井小楠の実学、熊本洋学校などで学んだ女性たちから出ていると言うものでした。
それ以来、熊本の女性は粘り強い「猛婦」が居る所とイメージしましたが、時が経つにつれその噂を消えうせていました。約50年ぶりに、「熊本の猛婦たち」の顕彰をしようと2月から動き始め、多くの意見、賛同、協力、支援を頂き、10月26日に熊本市で開催しました。
参加無料と言うことで、何人会場へ足を運んでくれるか分からず、不安の会場でしたが期待を裏切る盛況で、180席に会場に150名に方が参加してもらいました。参加者の多種多様、年齢もばらばらでさすがに大学生は居ませんでしたが、2時間30分のシンポジムが、途切れることなく、熱き思いが語られました。
夜は、横井小楠の曾孫の横井和子先生(88歳)のピアノ夕べと懇親会が開かれ、副知事以下、多くの有志が集ってもらいました。みな横井先生のピアノに酔っていました。音だけを聞いている、60代の力と表現力、大阪芸大教授、大阪教育大学名誉教授等を暦され、現在、演奏家協会の理事をつとめる「元気」を、われわれ後輩が頂いたという気分でした。
横井先生が語られた言葉に、こころに残るものがありました。
「音楽は、世界共通のルールがあります。私は、そのルールを守りつつ、音に日本人のこころを込めて弾きます」
の言葉に、会場の皆が頷き、拍手を送りました。約40分の演奏は、今の耳に心地よく残っていますし、元気を与えてもらっています。
シンポジムの次の日に、横井先生とご一緒に、横井小楠記念館「四時軒」を訪れ、館長はじめ、市の文化企画がの責任者のお話を聞くに、益々顕彰する機運が高まっていると思いました。毎年、全国各地から4千名を越える来館者があり、少しですが増え続けていると聞き、ますますやる意味があると感じています。
再来年は、横井小楠生誕2百年、横井和子先生先生は90才となられます。ぜひお元気で、式典にお出で頂き、小楠の大儀「世界平和」実現の宣言を熊本から発したいものです。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
・異業種交流会「秋の会(望年会)」開催の案内
11月24日18:30~熊本交通センターホテル
講演会+交流会、約3時間で開催予定。
講師は、元KDDIの社員で、日中海底ケーブル敷設に尽力し、多様な海外での経験を持ち、現在は福祉分野
で新たな試みをされる、マルチな 人物です。たくさんの参加をお待ちしています。
今回のシンポジムは、昨夏から発端がはじまり、主催者の高宗昭敏先生が、熊本を中心に色々な会合に出る中で、「猛婦」なる言葉も聞くし、「現代の猛婦は?」と、何度か耳にしたと語られました。
昨年暮れにが、本来の始まりだったと思いますが、九州郵政公社旧支社の企画部長から「肥後の猛婦」について、意見を求められたといいます。
「明治時期に、女性活動家が熊本から多く出ていて、それは実学と関係があると思うので、ぜひ゛猛婦゛を取り上げてみませんか?」
だったそうです。以来、年末まで熊本の知識人と語る中で、今年のテーマを「肥後の猛婦」としたそうです。
もともとは、昭和34年婦人公論に大宅壮一氏が「熊本の猛婦たち」のタイトルで、明治期の女性活動家に熊本出身が多く、さらに横井小楠の実学、熊本洋学校などで学んだ女性たちから出ていると言うものでした。
それ以来、熊本の女性は粘り強い「猛婦」が居る所とイメージしましたが、時が経つにつれその噂を消えうせていました。約50年ぶりに、「熊本の猛婦たち」の顕彰をしようと2月から動き始め、多くの意見、賛同、協力、支援を頂き、10月26日に熊本市で開催しました。
参加無料と言うことで、何人会場へ足を運んでくれるか分からず、不安の会場でしたが期待を裏切る盛況で、180席に会場に150名に方が参加してもらいました。参加者の多種多様、年齢もばらばらでさすがに大学生は居ませんでしたが、2時間30分のシンポジムが、途切れることなく、熱き思いが語られました。
夜は、横井小楠の曾孫の横井和子先生(88歳)のピアノ夕べと懇親会が開かれ、副知事以下、多くの有志が集ってもらいました。みな横井先生のピアノに酔っていました。音だけを聞いている、60代の力と表現力、大阪芸大教授、大阪教育大学名誉教授等を暦され、現在、演奏家協会の理事をつとめる「元気」を、われわれ後輩が頂いたという気分でした。
横井先生が語られた言葉に、こころに残るものがありました。
「音楽は、世界共通のルールがあります。私は、そのルールを守りつつ、音に日本人のこころを込めて弾きます」
の言葉に、会場の皆が頷き、拍手を送りました。約40分の演奏は、今の耳に心地よく残っていますし、元気を与えてもらっています。
シンポジムの次の日に、横井先生とご一緒に、横井小楠記念館「四時軒」を訪れ、館長はじめ、市の文化企画がの責任者のお話を聞くに、益々顕彰する機運が高まっていると思いました。毎年、全国各地から4千名を越える来館者があり、少しですが増え続けていると聞き、ますますやる意味があると感じています。
再来年は、横井小楠生誕2百年、横井和子先生先生は90才となられます。ぜひお元気で、式典にお出で頂き、小楠の大儀「世界平和」実現の宣言を熊本から発したいものです。
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・異業種交流会「秋の会(望年会)」開催の案内
11月24日18:30~熊本交通センターホテル
講演会+交流会、約3時間で開催予定。
講師は、元KDDIの社員で、日中海底ケーブル敷設に尽力し、多様な海外での経験を持ち、現在は福祉分野
で新たな試みをされる、マルチな 人物です。たくさんの参加をお待ちしています。