(ワクチン)国内生産1800万人分、不足3600万人分輸入

2009年09月05日

(ワクチン)国内生産1800万人分、不足3600万人分輸入

(ワクチン)国内生産1800万人分、不足3600万人分は輸入

■ワクチン、1900万人に優先接種…最終案
(読売新聞 - 09月04日 21:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=951886&media_id=20

>年度内に国内メーカーが生産できるワクチンは1800万人分だ。10月下旬から供給が始まり、最優先接種者に接種する。

>必要としたワクチンは5400万人分。医療従事者と重症化しやすい人の合計1900万人を最優先接種者とし、この中での接種順位も示した。

この数値、厚生労働省は、分かっていたのでしょうか。
事後報告的で、いつもの後手後手の厚生労働省の仕事に見えます。

先月、ワクチン・メーカーの熊本の化血研を見学してきました。
どんなに急いでも半年の準備がかかり、10月下旬しか供与できないとかたっていました。

それと、玉子の供給量に比例してしか、ワクチンを生産できない。
春の段階で、玉子の供給量を増やす工夫が出来なかった、初めてとはいえ、議論がなかったのか、疑問です。

>不足する分は輸入し、小中高校生と高齢者に使う。ワクチン到着は12月下旬以降になる見通しだ。ワクチンは2回の接種が必要。1回目の接種から免疫がつくまでには1か月ほどかかる。

この予定、世界中で感染が広がる中、果たして12月に輸入できるか、疑問です。確実な、準備はもっと早くから出来なかったのか、政府の危機管理の足りなさを感じます。

>厚労省の「流行シナリオ」では流行ピークを10月上旬としており、10月下旬から接種が始まるとすれば、ピークに間に合わない可能性もある。

十分最大流行時に、間に合わない。
まして、輸入は12月以降の予測。

政府は、何をして来たのか、臨時国会でも危機管理の責任の追及を起こす必要があります。

本格的な風邪の流行は、冬です。一般的なインフルエンザとあわせ、冬に大きな危惧を残したまま、ただただワクチンの供与を待つしかないのが、とても心配な新学期です。

風邪は、万病の元とも言います。
うがい、手洗い、しっかり毎日続けましょう。
庶民の予防は、それしかありません。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:15│Comments(1)必要な政策

この記事へのコメント

卵や有精卵でなければ いけないそうで

 たいへんですね

 Ichiro
Posted by Ichiro at 2009年09月07日 05:39
 
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