<コロナ禍>フリーランス(自営業)の支援策をどこまで国は考えているのか?

2020年04月10日

<コロナ禍>フリーランス(自営業)の支援策をどこまで国は考えているのか?

昨日、宇土市内の飲食店の方と語る中で、ふと自分の建築設計の仲間たちを思い浮かべた。

私のような一人親方的な設計事務所は、県下全域に数えきれないくらいいます。

飲食店のように、毎月の売りげがあると、「前年の同月の売り上げが、半分になった」と被害状況を出せますが、設計の報酬は、普通、まず話が来て、計画を提案し、何度か修正をして、プランがある程度まとまったくらい、やっと「契約はしてもらえますか?」となります。

設計期間は、それぞれです。
一昨年のお寺の修復は、話が来たのは、4年前の震災直後の5月始め、仕事は2年後に始まりました。それは、宮大工さんが忙しく、丸2年待つことになった。
昨年やった寺の修正工事は、丸3年後から始まった。

要は、前年の同月の減少など測れないのが設計の世界です。しかし、今回のコロナウィルス感染症は、確実に売り上げを落とします。どの分野でも同様です。

では、フランス政府のコロナ支援策についてメディアが、「収入が減った人への直接支援も同様ですが、大企業、中小企業までは良いですが、その企業から外注を受けている自営業(フリーランス)には、支援は届かないだろう」と分析していました。

たぶん、日本はもっと来ないだろうと、仲間たちは諦めています。せめて、子育て家庭の支援を、充実させてもらえれば、違った形での救済になるとの意見です。

こんな意見を知ってもらい、いろいろところでひろめてもらえるとありがたいです。


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