高齢になって、仲間がいても、ひとりでも、日々を楽しめる術を持つ。

2021年11月05日

高齢になって、仲間がいても、ひとりでも、日々を楽しめる術を持つ。

出かけの読書で以下の言葉が目に止まった。

年寄りがいう「気が合う」の意味に、"ふーん!"です。

囲碁仲間

ゴルフ仲間

カラオケ仲間

舞踊仲間

釣り仲間

・・仲間

どうも、私にあるなら、たまに出かける古典輪読の会?

それと、一番はサッカーの仲間でしょうか。

曽野綾子さんの著書から特徴的な文を集めた本『善人は、なぜまわりの人を不幸にするのか』から、年をとってからの仲間で気づく自らの高齢化をうまく書いてあります。

(以下、『完本 威老録』より抜粋)

年をとって「気が合う」とはどういくことか。〜曽野綾子〜
 
 気の合った仲というのはあるが、それは相手が正しい人だから好くのではない。なんとなく物の感じ方、おろかしさ、性質、趣味などが似ているから仲よしになるのである。味方だから受け入れ、自分を非難するようになったら拒否する、という形に思考形態が変わってきたら、老化がかなり進んでいると、みずから自覚したい。
(以上、本より)

仲間がいてこそ、人生は楽しい。

でも、ひとりでいても楽しいことができる人が、趣味の人ではと思います。

昨日会った「竹とんぼ」づくりを指導する昔あそびを趣味にしている人こそ、ひとりを楽しめる人ではないかと思います。

高齢になって、仲間がいても、ひとりでも、日々を楽しめる術を持ちたいものです。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 09:09│Comments(0)健康生きがい哲学、人生
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