<記憶に残る住宅建築>2001年9月11日の夜のテロのニュースを記憶している人は多いと思います。

2022年08月27日

<記憶に残る住宅建築>9.11が近づいています。2001年9月11日の夜のテロのニュースを記憶していら人は多いと思います。

もう21年になります。私は、9.11テロの1週間後にカリフォルニアへ、建築の仕事て行くことが決まっていました。9月11の夜、キッズサッカーの指導者2人と慰労会を私の自宅でやっていました。

テレビがニュースに切り替わり、あのニューヨークの貿易センタービルに旅客機が突っ込んで行く映像が、何度も流れました。

ウソだろ!

ウソだろ!

の言葉が、我が家で続き、その映像に見入りました。

何分くらい経ったでしょうか?

私が、「来週、カリフォルニアに行く仕事がある、どうするか?」と語ると、

「これからアメリカへ行くとですか、何で?」

と疑問の声が出て、私が、

「半年前からの設計の仕事で、家一軒分の建材をアメリカまで買いに行がないいけない」

サッカーのコーチたちが、

「行かない方が、良かですよ!」

と助言がありましたが、私は約束を守り、1週間後にソウル経由でロサンゼルスへ向かいました。

6泊7日(現地5日間)の強行日程、現地の巨大なホームセンター「ローズ」で5日間ウロウロ、丸2日は店内の資材見聞して、目的の建材が無いと分かって、現地で建材に合わせて設計変更の作業を毎夜行い、3日目から購入を始めると、
「店内に日本人が大量購入を始めた」
の話題が回り有名人になった。通訳は、施主の息子(アメリカ在住経験者)が、専門用語を介し、5日間で目的の資材を購入して、コンテナに詰めと発送は息子さんがされるので、資材の確認をして帰ることになりました。

ところが問題が!

テロ直後の空港に、見送りの人が入れない。私の英語は、中学生程度・・・、施主の息子さんは資材の発送に残るので入らず、宿にお世話になったカリフォルニアの友人も空港に来れず、とても心配でしたが、どうにかこうにか、ソウル経由福岡行きの大韓航空に乗ることができました。

その住宅は、今阿蘇のある場所に建っています。

その時に、画家のラッセンの画廊を見て好きになり、日本でラッセンの展示会があると見学に行きます。

ちなみに、構造のツーバイフォーは、熊本県の旭志にある製材所で製作しました。輸送と時間から地元に変えました。

テロから21年、いろいろな経験をした仕事でした。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 18:36Comments(0)マイライフ