2004年11月7日、なんと17年前の写真。熊本市のバス運行に対する提言「バス円卓会議」。

2021年12月10日


2004年11月7日、なんと17年前の写真を、私のデータベースを調べているうちに、「バス円卓会議」の見出しで、クリックして見つけ、”若かったな!”と思いました。(^0^)

左は、当時の県民百貨店の丸本社長、そのとなりは、学園大の宮北教授です。あれから17年、当時1年かけて議論し提案した「共同運行」の都市バスが、いま、熊本市街地を走っています。いずれ4社が協同で市街地の都市バスを効率よく運行するようになると思って期待しています。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 11:20Comments(0)

<今の幸福を知る喜び>君に勧む、さらに尽くせ一杯の酒。〜王維(唐の詩人)〜

2021年12月10日

<今の幸福を知る喜び>君に勧む、さらに尽くせ一杯の酒。〜王維(唐の詩人)〜

人の人生には、さまざまな事が起こる。大病、事故、災害、さらに不遇な境遇(左遷、倒産、死別、等々)が不意に起こる。

冒頭の言葉は、唐時代の官僚が、唐から離れた辺境の地に赴任(左遷)する前に、友人である王維と最後の晩餐の時に交わされた言葉を、詩に詠んだ一節です。

・元二の安西に使するを送る

元二の安西に使するを送る
渭城の朝雨 軽塵を潤し
客舎青青柳色新たなり
君に勧む更に盡くせ一杯の酒
西のかた陽關を出ずれば故人無からん
(以上、直訳文より)

赴任する元二は、長安の暮らしを振り返り、その幸せな生活を知る。これから辺境の地へ赴くと、友も居らず、長安の豊かさ(人や都市サービス)も無い地方の生活。改めて、これまでの幸せを噛み締める。

今のこの生活こそが幸せと理解する人は、そう多く無いと思う。もっと、もっとと、様々な欲が出る。その実現でないことを周りの性にする。自らの姿を見失っている?

不遇な境遇になった時、これまでの幸せを確認する。

詩人・王維の言葉に、いつの時代にもあることだなぁ、と知らされます。

今の幸せを感じる・知ることは大切なことのように思った、朝読書でした。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 06:42Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他哲学、人生