行革とは何か?、単純化+スリム化と機能重視+複合機能の限りなき挑戦!

2014年08月08日

行革とは何か?、単純化+スリム化と機能重視+複合機能の限りなき挑戦!

人の上に立つ前に読んでおきたい中国古典の中から、リーダーシップと組織改革について、古い時代の教示を読み、
「何??、これ現代への警鐘では?」
と思いました。行革は、飾る(粉飾言い訳)より、スリム(複数よりも献身的な一人)化が大事です。乱れる世代交代時期ほどスリム化し、多様な能力を持つ方へ仕事を集中する。

さて、古い時代の行革の話ですが、現代にも通じる教示です。私も今、古い時代のリーダーシップの悪い悪習、問題先送り(牛歩戦略)をこうむっている。自分に都合悪いことは、先送りする。これでは、人々は納得しない。あまりにも動かなければ、ネット環境を最大限に使い、先送り問題を公開するしかないのか?

そん時、中国古典の『便宜十六策』の「治乱」編を読み、勇気をもらった気がしました。(以下、本より)

「治乱の政は、管を省き職を井せ、文を去り質に就くを謂うなり」

〜解説より〜

①長々と続けられて来た悪習を改善しないで放置すれば、必ず混乱につながる。

②細々と行われて来た悪事を処罰せずに放置すれば、必ず不幸をもたらす。

③人間関係のあり方が正しくないのに、それを放置すれば、大きな混乱が生じる。

参考資料:福田浩一郎著『人の上に立つ前に読んでおきたい 中国古典』より

要はやっていけない行政(責任者)の怠慢は、

1.悪習の放置
2.小さな悪事の放置
3.矛盾した人間関係の放置

言われてみれば、なるほどと思うのだが、慣習、些細な悪事、癒着・利益誘導の人間関係、等々。これを放置すれば、社会全体がおかしくなる。

地域の先輩が、「教育改革に、政治家(リーダー)の悪習の行動が影響を与える」と語っておられた。トップの言動は、その社会を現す。逆に言えば、先送りするリーダーは、社会から信用されない、とも言えます。悪習、小さな悪事、矛盾した人間関係の改革は、先送りしてはいけない。改革にはスピード感が必要です。

私は、昨日のやり残しがあり、物置の荷物の片付け等もあり、そんなことを考えていたら、目覚めが早くなりました。今日も一日、「3つの怠慢を反省点」を忘れず、一日三省の気持ちで過ごしたいと思います。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 08:25│Comments(0)政治問題(地方)
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