徳島県神山町のように過疎地域へ若者が移り住み「様変わり ここが故郷だったろうか」の田舎を増やす政策を

2014年05月29日

徳島県神山町のように過疎地域へ若者が移り住み「様変わり ここが故郷だったろうか」の田舎を増やす政策を

おはようございます。今朝の朝ウォーキングは、森林浴コースを歩いてきました。自宅から宇土半島の松合へ向かう県道58号線を山頂まで登り降りる道を歩きました。鳥の鳴き声、空気が新鮮な気がして気分は最高です。

さて、今月時折地元を回ると、空き家が増えているように感じた。宇土市は、熊本都市圏に近い所はドンドン宅地開発が広がり、過疎の進む地域は空き家が増える。しかし、全国の過疎地の自治体でも奮起して、人を呼び込み人口を増やす中山間地域がある。

まず、全国へ向け「◯◯の職能者を求める!」とネット等で呼びかける。誰でも良いから移住して欲しいと呼びかけるのでなく、必要な人材に移住してもらい、地域の発展に関わることも求める。やり甲斐があれば、移住しても地域に馴染むのが早いし、存在感も大きい。徳島県神山町は、高速インターネット網を整備し、どんどん若い移住者を増している。

また、以前にも書いた「葉っぱビジネス」、料理のツマモノ(季節の彩り)に特化した中山間地域の特性を活かしたビジネスで注目される徳島県上勝町もその一つです。

我が家のある宇土半島西部地区は、宇土市と宇城市が南北に位置するエリアで、人口がドンドン減っている。これまでどんなまちづくりをやって来たか。上勝町や神山町のように、人を惹きつける魅力づくりが足りなかったのではないか。

今朝の肥後狂句に「様変わり ここが故郷だったろうか」とあった。宇土市網田町や宇城市三角町は、人口が半減し商店は疲弊し、活気が失われて来た。行政がテコ入れをしては来たが、若い人たちは故郷を後にして出て行く。

地元出身にこだわらず、地域外に人材を求める神山町の空き家対策の取り組み「NPOグリーンバレー」は、民間主導の地道な活動が、大きな効果を生んでいる。その魅力の一つが、超高速インターネット網、無線LANの環境整備し、町の至る所でネットが使える。東京の情報通信関連企業の研究開発部門(サテライトオフィス)が幾つも移ってきた。

これからの田舎は、村の風景は里山と段々畑、棚田だが、超高速インターネット網と無線LANの環境を整備し、ゆったりした時間の環境で、世界へ通用する人材が集まり、未来を拓く技術、作品が創造される地域を目指すことも必要と思います。

こらから10年後、東京一極集中の経済から、地方に人材が分散し、自然を楽しみながら、有能が人材が働ける環境を作ることも国づくりに必要と思います。過疎の町に、若者が戻り、自然農法を楽しみながら、世界から注目される活動ができることに国策で取り組んで欲しい。

過疎の町が、神山町のように「様変わり ここが故郷だったろうか」と言われるように変化するように、先進地の情報を集め、地域へ発信し、やる気のある仲間が出てくるように努めたいと思います。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:04│Comments(0)教育問題まちづくり未来社会
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