(化石燃料と環境)大気汚染改善、産油国・自動車メーカー責任

2008年05月22日

(化石燃料と環境)大気汚染の改善、産油国・自動車メーカーの責任


■原油需要、13年に生産上回る=相場高騰に拍車-金融機関予測(時事通信社 - 05月22日)
 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=495375&media_id=4

>原油需要、13年に生産上回る。これを受け、米原油市場では需給逼迫(ひっぱく)を見越した買いが膨らみ、価格急騰に拍車が掛かっている。


いよいよ、原油の枯渇ではなく、需給バランスが壊れ、原油先物取引価格が更に上昇し始める気配になってきました。

http://www.2006.sos.jp に、科学的基礎調査から、石油は深く掘ればどうにか得る事ができるとありました。掘削費用が嵩むということですが、これだけ原油先物が取引価格が上がれば、深度を深くして原油を掘削することが可能になるのではと思います。

そしてこの価格上昇が、太陽光発電、風力発電の普及を促進して行くことが可能になる値段まで、化石燃料(ガソリン、軽油、重油、等)の市販価格が上がり続けています。

自動車の排気ガスは、温暖化はもちろんですが、人体へ害(気管支、肺、環境ホルモン、等)は、計り知れないものがあります。現在、この対策費が、現在のガソリン価格に加味されていません。

産油国は、この温暖化と健康被害の予防と、汚れた空気の改善に対し、費用を投じる責任があると考えます。そうすると、現在の倍位の価格にならないと、改善費用は出ないと、何かの本で読みました。

産油国は、ただ自国の経済発展だけを考えるだけでは、世界への責任を達成する事にはならないと考えます。これまで、撒き散らされた排気ガスの回収と、温暖化対策の責任を負う義務があると思っています。

現在、中東はバブルの状況ですが、浮かれることより、世界の一員として次世代の地球環境のために、責任(投資)を図っておくことが、後世の人々の評価につながると考えます。

日本は、資源の無い国ですから、更に燃料効率を改善し、世界に対して化石燃料の需給バランスの転換点を、先へ伸ばす貢献をすべきと考えます。どんどんハイヅリッド車などの環境共生技術を開発し、燃料効率を2倍、4倍と上げる事で、限りある資源を伸ばすことが必要と思います。

■<ホンダ>2010年代前半に、ハイブリッド「フィット」投入
 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=494543&media_id=2 (毎日新聞 - 05月21日)

昨日のニュースに、上記の事がありました。まだまだ数万台ですが、いつか電気自動車へ完全に替わるまでのつなぎですが、意味あることと考えます。

産油国の責任、自動車産業界の責任、利用する人々が声を上げ、人々の意識を環境再生型社会へ転換するように促すことが必要と思います。

特に自動車は、重厚長大から、軽量小型へ価値観を変えることが必要と思っています。


<以前の日記>
・(地方自治)国には金は有るが、知恵はあるのか?

・(子育て)育児休業9割が「取りにくい」、民間企業の共働き男性

・(海外で仕事)海外で生活する日本人の基本マナー30ヶ条



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Posted by ノグチ(noguchi) at 18:31│Comments(0)国際関係
 
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