保守政治とは、地域に対して無償の貢献をする活動から始まった。

2013年12月22日

保守政治とは、地域に対して無償の貢献をする活動から始まった。

今日の午後は、読書と畑の耕しでした。

帰宅したら、高校駅伝が放送中で、つい最後まで見ていました。見ながら、読書にしました。リサイクルブック店で見つけた、民主党政権になった半年後に、10名の政治家と作家の小林よしのり氏が対談した本『希望の国 日本』で、稲田朋美氏、平沼赳夫氏、石破茂氏、加藤紘一氏、高市早苗氏、城内実氏、田村謙治氏、安倍晋三氏、原口一博氏と続く対談の収録を本にしたものです。この対談には、流れがあるので、ページ通りに読んでいます。現在は、加藤紘一氏を読み終えたところで、畑にでました。

稲田氏のタイトルは、「領土と日本を守り続けるために」。平沼氏は、「主義主張を変える男にこの国を任せられない」。石破氏は、「軍事大国・中国との距離をどう取るか?」。加藤氏は、「地域活性化こそ保守再生の原点」。リーダーと言われる方々の信念からの言葉には、様々な示唆があります。

加藤氏の言葉で、そうか!と思う部分がありました。

「保守」とは何か? 加藤氏は、

(以下、抜粋)

私は、保守とは地域だと思っています。いわゆる保守政治というのは、地域に対して無償の貢献をする活動から始まりました。自民党の結党前から初期までの活動は、地域の町内会や集落のお祭りと似たような構図の中で行われていたんです。・・・

「自分の利害は脇に置いて黙って地域に貢献する生き方 のほうがいい」という意味合いも、「保守」という言葉にはかなり濃厚に含まれているんです。地方の市会議員や町会議員に「あんたは自民党か?」と訊くと「自民党じゃない。まあ、保守系無所属かな」と答える人が大勢いますよ。自民党と答える市町村会議員はきわめて稀。・・・
(以上、『希望の国 日本』より)

市議になると、色々な噂が飛び交い、すぐ「◯◯党?」と色を付けたがる。私もそうだが、上記の話からもほとんどの市町村会議員は、無所属で地域密着の活動をしている。加藤紘一氏の意見には、おおいに納得した。

私は、異業種交流会で多くの方と縁ができているが、それこそ右から左まで、様々な方と交流しはするが、私はどこにも所属していないので、活動は地域密着のスタイルです。加藤氏の指摘をいただければ、「保守系無所属」とはっきり言える。さすが、長く政界におられるリーダーの見識は素晴らしいと思いました。

今夜は、地域の役職が集まり、会計監査後に、一年の労をねぎらう反省会がありますので、そろそろ準備して出かけます。


同じカテゴリー(政治問題(地方))の記事画像
<地方議会の活性化>多様な人々との交わり(意見交換)には、広い場所が必要となる。
<豊かさの条件>いつの時代にも人間社会は共同体的な部分を残さなければ、社会基盤の安定を欠く。
政治家の市長と、政治家の市議との活動の比較を指摘した、素晴らしい質問と思います。
熊日宇土市局長の古東竜之介さんの選挙についての記事に、23歳の記者として、若者としての意見。
明日の一般質問の内容です。3つのテーマですが、一つのストーリーです。
甲佐町・美里町の図書館スタッフの知恵にエールです!"本好きの市民を中心に据えた図書館づくり"
同じカテゴリー(政治問題(地方))の記事
 <地方議会の活性化>多様な人々との交わり(意見交換)には、広い場所が必要となる。 (2025-03-28 07:39)
 宇土市で女性のリーダー育成が令和7年度から始まります。 (2025-03-26 16:40)
 <豊かさの条件>いつの時代にも人間社会は共同体的な部分を残さなければ、社会基盤の安定を欠く。 (2025-01-06 00:11)
 政治家の市長と、政治家の市議との活動の比較を指摘した、素晴らしい質問と思います。 (2024-06-21 22:36)
 熊日宇土市局長の古東竜之介さんの選挙についての記事に、23歳の記者として、若者としての意見。 (2024-02-10 07:35)
 藩主が自ら思い切った贅肉落しを行う。鍋釜(官僚)を頑強に鋳る(育成する)ことが最も肝要である。〜上杉鷹山〜 (2024-01-09 06:42)

Posted by ノグチ(noguchi) at 18:52│Comments(0)政治問題(地方)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。