〈若者が田舎で働く〉活力ある地方社会を創る気運を盛り上げたい。
2013年09月06日
〈若者が田舎で働く〉活力ある地方社会を創る気運を盛り上げたい。
今朝の我が家のニュースは、一昨日地域の氏神「白鹿神社」の拝殿の落成式が、地元紙に大きく掲載された〈写真)。にこやかな、地域の世話役の方々が、並ぶ写真は誇らしく見えます。
さて、私の住むような中山間地域は、過疎が進む一方で、高齢化率が上がっている。県が新たな中山間地域の活性化助成「里モンプロジェクト」を始めるが、焼け石に水くらいの効果しかないと考えます。中山間地域は、農地開発規制が厳しすぎて、新たな事業は全くできない状況、やる気のある若者がどんどん地域から流出するばかりで、止める手だて見つからない。
今朝の新聞は、その若者が出て行った都市部では、派遣労働者問題が若者世代にのしかかる。今日の新聞記事に「派遣の4割が正社員希望」の見出しで、派遣労働者のアンケート結果があった。
正社員で働きたい43.2%。派遣労働を続けたい人も約8割は、比較的長い期間働く「常時雇用型」を望んでいる。
日本の政策立案者の中心は誰かは知らないが、将来の日本の姿に、地方都市を中心にした、ヨーロッパの都市国家型の地方経済システム構造を目指しているように感じます。かつて、古代ローマは都市に人が集まり、働かず娯楽に親しんだ結果、没落して行った。
また、日本は限界集落が増えている。その多くが中山間地域ですが、限界集落地域は農地規制で新産業の芽も出ない。若者は都市に向かうが、労働規制の自由化、市場化で、格差が更に広がり、失業者が増え、生活保護が増え続ける。日本はローマ型の都市生活者を増やし続ければ、活力のない社会に向かうようで先行き不安を感じる。
TPPが今秋には、妥結へ向けた政府方針のようだが、都市労働者の雇用の仕組みを変えないのであれば、都市の若者世代を、地方の限界集落へUターンさせる政策を早急に打たなければ、地方都市はミニ「ローマ型都市」にならざる終えないのではないか。
今夜、九州の地域活性化のリーダーが福岡に集まる。派遣労働者問題、中山間地域の農地開発規制を変革させ、活力ある地方社会を創る気運を盛り上げたい考えています。
<地方議会の活性化>多様な人々との交わり(意見交換)には、広い場所が必要となる。
宇土市で女性のリーダー育成が令和7年度から始まります。
<豊かさの条件>いつの時代にも人間社会は共同体的な部分を残さなければ、社会基盤の安定を欠く。
政治家の市長と、政治家の市議との活動の比較を指摘した、素晴らしい質問と思います。
熊日宇土市局長の古東竜之介さんの選挙についての記事に、23歳の記者として、若者としての意見。
藩主が自ら思い切った贅肉落しを行う。鍋釜(官僚)を頑強に鋳る(育成する)ことが最も肝要である。〜上杉鷹山〜
宇土市で女性のリーダー育成が令和7年度から始まります。
<豊かさの条件>いつの時代にも人間社会は共同体的な部分を残さなければ、社会基盤の安定を欠く。
政治家の市長と、政治家の市議との活動の比較を指摘した、素晴らしい質問と思います。
熊日宇土市局長の古東竜之介さんの選挙についての記事に、23歳の記者として、若者としての意見。
藩主が自ら思い切った贅肉落しを行う。鍋釜(官僚)を頑強に鋳る(育成する)ことが最も肝要である。〜上杉鷹山〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 12:46│Comments(0)
│政治問題(地方)
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