国民一人ひとりが、まちづくり、国づくりを考える時代に

2012年07月12日

国民一人ひとりが、まちづくり、国づくりを考える時代に

おはようございます。朝から、大雨で風もあり、夜も断続的に強い雨で、睡眠不足の朝です。

新聞は、小沢新党の大きな見出し、党名は「国民の生活が第一」だそうだ、党名というよりは、選挙スローガンかな、と思うような名前に見える。名前はさておき、兎に角新たな新政策集団が誕生した。熊本選出の1期生議員も参加する。

参議院の本格論戦が始まり、暑い夏国会の幕開けとなった。東北の被災地からは、違った国会への要望も強くある。「新党よりも復興を」が東北の声だろう。

熊本の北部地域で、平成の合併を問う議論が市を揺さぶっている。4市町村合併に疑問を呈し、一つの旧町が再独立を目指し、1万2千人以上の署名集めをするという。ことの発端は、色々原因はあるが、今後の動きに注目したい。

1992年元熊本県知事の細川護煕氏が、全くゼロから立ち上げた「日本新党」から始まる、新党の離合衆参は、約20年で13の党ができ、その流れの中で、2年前に政権交代を果たした。まだまだ、離合衆参の運動は続いているのだと思う。

平成は、国会の新党ブーム、地方は平成の大合併。熊本市も政令市になった。昭和は既に遠くなった気がします

今週はじめに、川辺川ダム建設跡地を見てまわった。ダム湖を横断する予定だった大きな橋の工事が、来年3月完成を目指して行われていた。旧頭地の中心部は、夏草が繁り人の動きもなかった。

川辺川ダム建設反対闘争が始まって約50年、湖底に沈む予定の旧頭地の荒れた風景を見ると、「夏草や兵どもの夢のあと」と言う一句を思いだす。

日本は、バブル崩壊後、失われた10年とか、リーマンショックとか、経済の厳しさが増すようにも思う。その状況を知ってか、知らずか、国会は新党、新党がたくさんできたが、日本経済の状況は早々変化がない。 昨年の東日本大震災は、さらな国の借金を増やしている。

国も地方も、どんな社会、地域を作るか、代議士まかせ、議会まかせでは、将来世代の夢が無くなる。国民一人ひとりが、真剣にまちづくり、国づくりに、ついて考えなければならない時代になったと思う。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:04│Comments(0)未来社会
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