〈水素社会〉埼玉県庁にホンダが水素ステーション設置

2012年03月28日

〈水素社会〉埼玉県庁にホンダが水素ステーション設置

 本日の朝刊に、本社が埼玉県庁に「水素ステーション」を設置した、と記事があった。2月7日佐賀市で開催された「2012水素セミナーin佐賀」に参加したとき、ホンダの燃料電池車の開発責任者から、埼玉県庁の取り組みの紹介があった。
 埼玉県庁の水素ステーションは、太陽光発電と水で、1日あたり水素の製造能力は約1.5キロで、ホンダの燃料電池車だと150km走れるそうだ。
 製造中、走行中に、二酸化炭素(CO2)を一切出さない。

 2月9日に、佐賀県鳥栖市に在る水素ステーションを見学に行きました。佐賀県が取り組んでいる水素製造は、木材を3ミリ以下の粉状にして、900℃の水蒸気に混合させると、水素等のガスに変化する。そのガスを、分離し、水素の純度を上げ、県庁の燃料電池車に使っている。
 丁度、水素ステーションの定期電源日だったので、中の構造も説明があり、鳥栖のリサイクルセンターの水素製造の研究は、素晴らしいと思いました。

 数年前、火山の島アイスランドが、地熱で発電した電気を使い、水から水素を製造する実験に、石油メジャーが大きく関わっていることを知りました。こんな時代が来るんだ、と思いました。

 日本は、温泉と火山の島ですから、次世代社会のエネルギー「水素」を、九州を中心に研究開発をやれればと考えています。

 現在は、埼玉県庁に初めて水素ステーションの設置が出来ましたが、2015年に商用開始の時には、47県庁全てに設置することが、世界をリードするメッセージになると考えます。ぜひ国家プロジェクトとして、早々に計画し、実施するかとが必要と思います。

 


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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:33│Comments(0)未来社会
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