「あきれる」小中の教員35人が給食費未納 (東京・府中)

2007年10月21日

「あきれる」小中の教員35人が給食費未納 (東京・府中)
~訓導して厳ならざる師の惰(おこた)りなり~


 「教員35人が給食費未納」、教育現場はここまで凋落したかと思います。このことは、いずれは子供たちにも分かることを考えないのか。それより、君子は独り居る時には「慎む」の教えしているのに、子供たちに何と言い訳をするのでしょうか?


■小中の教員35人が給食費未納 毎日新聞 - (10月20日)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=320756&media_id=2

>保護者の給食費未納が全国的に問題化しているだけに、市教委学務保険課の田中陽子課長は「今後臨時の校長会を開き、全教員に再発防止を指導する」と話している。

<故事>『古文真宝』より

「子を養いて教えざるは父の過ちなり。訓導して厳ならざる師の惰(おこた)りなり」

 現代の通弊を鋭く衝いているように思われる。教師にもっと毅然とした姿勢があって欲しい。

 また、リーダーが身勝手な言動を慎み、率先精励すること。(中略)


 最近まで、PTA役員をしていたのですが、大きな問題の一つに給食費未納の家庭のあることでした。懸命に、知人や友人介して、給食費の納入を促し続けていました。現実の厳しい家計のところは、本当に苦しい家も有ります。
 まして、給食は教育の一環と、文科省が、最近強く協調しているのに、教職員は、定期的に給与が入るのに、末端の教員の見苦しい姿勢に地域は、怒っていることと思います。

 昨日の西郷隆盛の「道」を求道し続ける理念などは、この給食費未納教師の頭には、「私利」だけが見え隠れする気がします。
 最近は、「教員」は居るが、「教師」が居ないと、論語を一緒に学ぶ元高校校長の言葉を思い出します。
 みなさんの今回の未納問題について、色々意見を頂ければ幸いです。


同じカテゴリー(教育問題)の記事画像
放課後児童クラブ(学童保育)の学習会。〜発達障がいの対応は、一般化ではなく、その子らしさの尊重〜
学校の森、学校林、学校の景観、木について学ぶ。〜熊本市「森の都推進部」〜
<学校運営、教室運営を民主主義の学びの場に>優秀な指導者?の恐怖支配、体罰暴言、
日本人は、良く対比的な言葉を使う。しかしその中間を占める部分に重要な問題が隠れているように思う。
日本人は、良く対比的な言葉を使う。しかしその中間を占める部分に重要な問題が隠れているように思う。
重すぎるランドセルを、キャリーバックにすると、重さ9割軽減するアイデアを子どもが出した。
同じカテゴリー(教育問題)の記事
 放課後児童クラブ(学童保育)の学習会。〜発達障がいの対応は、一般化ではなく、その子らしさの尊重〜 (2024-01-30 13:22)
 >たとえ100年続いてきた仕組みであったとしても、変えようとする柔軟性を、校長をはじめとする教育関係者は持つべき (2023-10-04 06:15)
 <生きる力、雑学という学問のすゝめ>「雑草という草はない」〜牧野富太郎〜 (2023-09-27 09:01)
 <仕事はバラバラ>全く親と同じような生き方や考え方をする子供がいたら、むしろ異常かもしれない。〜曽野綾子〜 (2023-05-18 11:18)
 <日常の回復>3月は、別れの季節であり、出発・旅立ちの季節です。早春の花が開き始めた。 (2023-02-24 07:04)
 学校の森、学校林、学校の景観、木について学ぶ。〜熊本市「森の都推進部」〜 (2023-02-23 10:44)

Posted by ノグチ(noguchi) at 00:41│Comments(0)教育問題
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。