愛知知事に大村氏初当選、地域政党の存在と意義

2011年02月07日

愛知知事に大村氏初当選、地域政党の存在と意義

■愛知知事に大村氏初当選=民、自、み、共4党新人退け
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1494430&media_id=4

>大村氏は、河村たかし前名古屋市長の要請を受け、自民党に離党届を提出して知事選に出馬。公明党県本部の支持、河村氏率いる地域政党「減税日本」の推薦のほか、大阪府の橋下徹知事らの応援を得て「脱既成政党」をアピール。自ら地域政党「日本一愛知の会」を結成するとともに、河村氏と連携した「県民税10%減税」や県・名古屋市の二重行政を排除する「中京都構想」などを掲げ、有権者の既成政党に対する不満の受け皿となって幅広い支持を得た。


最近の選挙に、地域政党に時代が来たように感じる。

>有権者の既成政党に対する不満の受け皿となって幅広い支持を得た。

先週末、自治関連ニュースをWebで流しているサイトの記者(東京)から、突然に連絡が来た、
「地域政党『熊本』なる言葉をネットで見つけました。今回の統一地方選挙でどんなことをされますか?」
とあった。色々意見を交わす中で、滋賀県知事選挙、名古屋市長選挙等で、地域政党の言葉を聞くようになりました。元々は、沖縄の地域政党、北海道の地域政党と、色々な場面ではこれまでも出て来ましたが、首長選挙での自前政党的な動きも含め、地方の主張を掲げた政策集団が、注目を集めています。

私も、地域政策会議が、だんだんネットワークされ、地元自治体、さらに県、九州と広がる、政党「九州」の道州制へ向けた動きを感じる、地域活動が九州にはたくさんあります。

東京へ、一度、人も物資も集められ、それを国(官僚機構)の采配で配分する仕組みは、1千兆円の借金と、身動きの取れない規制を生み出しています。もっと身近な政策会議(地域政策グループ)や、綱領(主義主張)を持つ地域政党に期待が集まっているだと思います。

自治体合併で、政策論議よりも選挙闘争が激しさを増す中ですが、もっと中身のある政策(まちづくり)の論議が必要と思います。私は、熊本県央域に住んでいますが、将来の道州制へ向け、自分の自治体だけでなく、広域の政策論議をする会議(地域リーダー・ネットワーク)の必要性を、市民が求めているだと思います。

地域を、住民側から見るのか、国から見るのか、味方によって大きな違いがあります。問題は、多方面から見ること、枝葉末節ではなく根幹に注意が必要で、長期の視点も大事と思います。





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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:42│Comments(0)政治問題(地方)
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