(嬉野市)第5回ユニバーサルデザイン全国大会

2010年12月07日

(嬉野市)第5回ユニバーサルデザイン全国大会

 ユニバーサルデザインという言葉をごぞんじだろうか。1990年代後半から始まった、新しいデザインの動向で、全ての人が使いやすいものづくりが始まりです。日本に導入されたのは、21世紀になってからだが、県上げていち早く取り入れたには、前熊本県知事の潮谷義子氏です。

・潮谷知事の2期目の目玉「ユニバーサルデザイン」
 潮谷氏は、モノづくりだけなく、まちづくり、印刷の文字までこだわり、県の公共施設はもちろん、ざまざまな広報活動を通じて、積極的に熊本県下へ導入していきました。今月の21日・22日に、佐賀県嬉野市で「第5回ユニバーサルデザイン全国大会」が開催される。潮谷義子氏もパネリストとして登壇されるのもあり、私も傍聴に参加したいと思っています。主催は佐賀県で、佐賀の新しい福祉政策の発表の場にも成っているようです。

 建築士として「まちづくり」の視点でも学び、市議会議員として「政策のテーマ」として情報を集めて来たいと思います。

・車椅子街角探検隊in宇土
 10年前、私の参加する「環境・共生ネットワーク宇土」が主催した、宇土の市街地を車椅子20台、調査員60名で、車椅子に乗りながら町のバリアフリー調査(2時間)を行って、その後意見交換会(2時間)を行って、問題点を大きな市街地の地図に書き込んだ。その地図を基にして、公開で意見交換会を開催し、市やJRに提言を出したりしました。

・熊本から広がったユニバーサルデザイン
 ちょうどそのころはじまったのが、ユニバーサルデザインでした。はじめ一般の人は、「潮谷知事が、アメリカの新しい福祉活動を導入した」くらいで冷やかな反応でしたが、すこしづつ浸透して、熊本、三重、静岡、埼玉へと広がり、全国共通の言葉になり、ユニバーサルデザインの全国大会が開催されるまでになった。

・嬉野温泉の挑戦
 今回開催される嬉野市は、九州では有数の温泉地です。しかし、現在は湯布院温泉や黒川温泉に水をあけられ、かつての賑わいがない。そこで挑戦したのが、このユニバーサルデザインです。
 年齢や障害、海外からの観光客、すべてにやさしいまちづくりをするという意気込みで、ユニバーサルデザインを導入したそうです。やさしいホテル・旅館の発表会であり、全国の最新情報が報告される全国大会です。

 潮谷義子氏は、現在、長崎国際大学の学長で、違った視点の話も聞けると期待をしています。嬉野市の商工会長のインタビューで、「高齢者・障害者にやさしい、アジアの人にもやさしい温泉地を目指しています」と意気込みを語っていました。
 色々な情報を聞けると、私も楽しみに参加したいと思います。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 08:33│Comments(0)まちづくり
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