チベット歌姫「世界平和が、おとぎ話にならないように」願い歌う
2009年12月08日
チベットの歌姫「世界平和が、おとぎ話にならないように」願い歌う
今日の共同通信配信記事に、日本で活躍するチベット出身の女性歌手の話題が載っていた。中国のチベットに「美人谷」という、美人の産地があるそうだが、その谷の出身者だそうです。
06年に中国で、浜崎あゆみらが所属するエイベックス・グループが主催した新人発掘キャラバンを実施、各地を回り約4万人が参加した。最終日の最後の一人が、Alan(アラン)だった。衣装は人民服、夏川りみの「涙そうそう」を日本語で歌った。それが縁で、日本デビュー、なかなかヒットには結びつかなかったが、2部作映画「レッドクリフ」の主題歌を歌いオリコン23位。後編の「久遠の河」が3位になった。
チベットは、ここ数年の中国政府との紛争が、世界へ報じられ、宗教的指導者ダライ・ラマ氏は、世界を回り、チベットの抑圧された状況の改善を訴えている。
紹介記事にも、アランの母も歌姫だったそうだ。アランの中国側の広報担当は、(チベット暴動)「敏感な事件で、(民族対立をあおる)一部の悪意ある人に利用されたくないから『チベット族』と、あまり強調したくない」という。
だがアランは「政治的なことにはかからわない。チベット族と、わざわざ強調する必要もない。私は歌手だから、ただ歌を歌うだけ」と明快の語る。
(本文より)
二胡を学びに(四川省)成都市へ出て通った中学では、漢民族名ばかりの名簿にチベット族名を見つけた先生が、「これ誰」と指差された。芸術学院では唯一のチベット族。そして、日本に行けば中国人。
だからこそ民族や国境をこえた「愛と平和」を信条に歌うと決めていた。「音楽には中国人も日本人も、漢族もチベット族もないでしょう」(中略)
悲痛な経験と、平和への願いが言葉にあると思います。日本は、大陸の民族間のいざこざに長い歴史の中で、あまり巻き込まれてこなかったが、日本文化の源泉はやはり中国文明であることは間違いない史実と思います。
若い世代を中心にアジアでの交流が盛んになる中、対岸の騒動と無関心になることなく、同じ地球に住む人として、遠くで暮らす人々の窮状に思いを馳せる、「関心力」を持ち、地域に住む海外から来られる人々と、良き交流ができるようにして行くことが大事と思います。
<別のニュースから>
・COP15
これからの日本は、東アジアの一員として大きな期待がかかってきている。昨日から始まった、COP15では、デンマーク首相から「日本の指導力」を高い称賛のメッセージが英国もメディアにも報じられ、その中で「各国も日本に続くように促した」とあった。
地下資源の無い国としてこれまで来たように思います。しかし、グリーンエネルギー推進の世界の流れの中で、大きな存在感を示すチャンスが来ていると思います。
自然資源(再生エネルギー)を大きく活用し、いつか地下資源、特に原子力に頼らない社会が、早く来るように、国や経済の仕組みを変える試みが、求められていると思います。
*参考資料:熊本日日新聞、「地球村 人間模様」@チャイナ(2009年12月08日朝刊)
今日の共同通信配信記事に、日本で活躍するチベット出身の女性歌手の話題が載っていた。中国のチベットに「美人谷」という、美人の産地があるそうだが、その谷の出身者だそうです。
06年に中国で、浜崎あゆみらが所属するエイベックス・グループが主催した新人発掘キャラバンを実施、各地を回り約4万人が参加した。最終日の最後の一人が、Alan(アラン)だった。衣装は人民服、夏川りみの「涙そうそう」を日本語で歌った。それが縁で、日本デビュー、なかなかヒットには結びつかなかったが、2部作映画「レッドクリフ」の主題歌を歌いオリコン23位。後編の「久遠の河」が3位になった。
チベットは、ここ数年の中国政府との紛争が、世界へ報じられ、宗教的指導者ダライ・ラマ氏は、世界を回り、チベットの抑圧された状況の改善を訴えている。
紹介記事にも、アランの母も歌姫だったそうだ。アランの中国側の広報担当は、(チベット暴動)「敏感な事件で、(民族対立をあおる)一部の悪意ある人に利用されたくないから『チベット族』と、あまり強調したくない」という。
だがアランは「政治的なことにはかからわない。チベット族と、わざわざ強調する必要もない。私は歌手だから、ただ歌を歌うだけ」と明快の語る。
(本文より)
二胡を学びに(四川省)成都市へ出て通った中学では、漢民族名ばかりの名簿にチベット族名を見つけた先生が、「これ誰」と指差された。芸術学院では唯一のチベット族。そして、日本に行けば中国人。
だからこそ民族や国境をこえた「愛と平和」を信条に歌うと決めていた。「音楽には中国人も日本人も、漢族もチベット族もないでしょう」(中略)
悲痛な経験と、平和への願いが言葉にあると思います。日本は、大陸の民族間のいざこざに長い歴史の中で、あまり巻き込まれてこなかったが、日本文化の源泉はやはり中国文明であることは間違いない史実と思います。
若い世代を中心にアジアでの交流が盛んになる中、対岸の騒動と無関心になることなく、同じ地球に住む人として、遠くで暮らす人々の窮状に思いを馳せる、「関心力」を持ち、地域に住む海外から来られる人々と、良き交流ができるようにして行くことが大事と思います。
<別のニュースから>
・COP15
これからの日本は、東アジアの一員として大きな期待がかかってきている。昨日から始まった、COP15では、デンマーク首相から「日本の指導力」を高い称賛のメッセージが英国もメディアにも報じられ、その中で「各国も日本に続くように促した」とあった。
地下資源の無い国としてこれまで来たように思います。しかし、グリーンエネルギー推進の世界の流れの中で、大きな存在感を示すチャンスが来ていると思います。
自然資源(再生エネルギー)を大きく活用し、いつか地下資源、特に原子力に頼らない社会が、早く来るように、国や経済の仕組みを変える試みが、求められていると思います。
*参考資料:熊本日日新聞、「地球村 人間模様」@チャイナ(2009年12月08日朝刊)
地元小学6年生に、太平洋戦争末期に宇土市で起こった戦闘の話した。
環境と経済の両立を目指す「2005.フューチャー500国際シンポジウムin北京」に参加
<台湾の英雄は宇土にルーツ>宇土市と台湾の台南市の日台交流の準備が始まっています。
世界のデジタル競争力は、日本は世界32位、しかし韓国は6位だった。日本のデジタル化の取り組みを前へ。
11月17日の記事
国家意識を現すユーモアとは?〜江沢民(中国・元国家主席)のハワイでのスピーチ〜
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11月17日の記事
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Posted by ノグチ(noguchi) at 09:32│Comments(0)
│国際関係