「環境サミット」12才のスピーチと、オバマ大統領、鳩山首相
2009年09月24日
「環境サミット」12才のスピーチと、オバマ大統領、鳩山首相の演説
<米大統領>地球規模の課題は責任分担を 国連総会で初演説(毎日新聞09月23日)http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=968924&media_id=2
>オバマ大統領は「共通の未来への責任」と題する演説
>次世代に必須の四つの柱を提唱
>(1)核不拡散と核軍縮
>(2)平和と安全の推進
>(3)地球環境の保護
>(4)すべての人々の機会を促進する世界経済
>「核兵器の拡散を食い止め、『核無き世界』を目指さなければならない」などと呼びかけた。
1992年6月11日、ブラジルのリオデジャネイロ
地球環境サミットの最後のスピーチは、12才の少女だった。
募金を集め、遥々1万キロを飛び、語った6分間のスピーチ。
演壇に立ったのは、セヴァン・カリス・スズキさん。
最後の部分の一節を紹介します。
(スピーチより)
例えば、
争いをしないこと、
話し合いで解決すること、
他人を尊重すること、
ちらかしたら自分でかたづけること、
ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
分かち合うこと、
そして欲ばらないこと。
ならばなぜ、あなたたち(大人)は、
私たちにするなということをしているんですか。
なぜあなたたちが今、こうした会議に出席しているのか、
どうか忘れないでください。
そうしていったい誰のためにやっているか。
それはあなたたちの子ども、つまり私たちのためです。
みなさんはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち、
生きていくのかを、決めているんです。(中略)
あならたちはいつも、私たちを愛しているといいます。
しかし、言わせてください。
もしその言葉が本当なら、どうか、
本当だということを行動で示してください。
(以上、セヴァン・カリス・スズキ著「あなたが世界を変える日」)
知る人ぞ知る、セヴァン・スズキさんのリオのスピーチです。数年前に、大学生になったセヴァン・スズキさんの話を直接お聞きしたのですが、普通の女子学生が、あれだけのメッセージを残せるのは、やはり、体験があるから言えるのだと思います。
現代の教育は、知識偏重、ネットで情報を集め、うわべだけの教育になり、実体験から湧き出るような言葉ない。教師も同じような状況で、学んできているから迫力が足りない。
政治家の言葉は、美辞麗句が並ぶが、迫力が足りない。
やはり、実体験がないから、迫力の足りなさを感じる。
リーダーに必要な要素は、限りなく実体験に近い経験をもつこと、その厳しい生活をしている人たちを想像しえること、地位に驕らず、謙虚に意見を聞く勇気をもつことと思います。
オバマ大統領と、鳩山首相の演説を聞きながら、16年前、リオの環境サミットで、湧き出る言葉で世界へ訴えた、セヴァン・スズキさんのスピーチを思い出し、今日は日記にしました。感想で頂ければ幸いです。
*参考資料:セヴァン・カリス・スズキ著「あなたが世界を変える日」
・掲載サイトから~全文~
「リオ地球環境サミットのスピーチから」
http://homepage2.nifty.com/win2000/kaeruhi.txt
・知足の文化で 持続可能実現 (2009.09.23)
http://utorongo.otemo-yan.net/e220891.html
<米大統領>地球規模の課題は責任分担を 国連総会で初演説(毎日新聞09月23日)http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=968924&media_id=2
>オバマ大統領は「共通の未来への責任」と題する演説
>次世代に必須の四つの柱を提唱
>(1)核不拡散と核軍縮
>(2)平和と安全の推進
>(3)地球環境の保護
>(4)すべての人々の機会を促進する世界経済
>「核兵器の拡散を食い止め、『核無き世界』を目指さなければならない」などと呼びかけた。
1992年6月11日、ブラジルのリオデジャネイロ
地球環境サミットの最後のスピーチは、12才の少女だった。
募金を集め、遥々1万キロを飛び、語った6分間のスピーチ。
演壇に立ったのは、セヴァン・カリス・スズキさん。
最後の部分の一節を紹介します。
(スピーチより)
例えば、
争いをしないこと、
話し合いで解決すること、
他人を尊重すること、
ちらかしたら自分でかたづけること、
ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
分かち合うこと、
そして欲ばらないこと。
ならばなぜ、あなたたち(大人)は、
私たちにするなということをしているんですか。
なぜあなたたちが今、こうした会議に出席しているのか、
どうか忘れないでください。
そうしていったい誰のためにやっているか。
それはあなたたちの子ども、つまり私たちのためです。
みなさんはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち、
生きていくのかを、決めているんです。(中略)
あならたちはいつも、私たちを愛しているといいます。
しかし、言わせてください。
もしその言葉が本当なら、どうか、
本当だということを行動で示してください。
(以上、セヴァン・カリス・スズキ著「あなたが世界を変える日」)
知る人ぞ知る、セヴァン・スズキさんのリオのスピーチです。数年前に、大学生になったセヴァン・スズキさんの話を直接お聞きしたのですが、普通の女子学生が、あれだけのメッセージを残せるのは、やはり、体験があるから言えるのだと思います。
現代の教育は、知識偏重、ネットで情報を集め、うわべだけの教育になり、実体験から湧き出るような言葉ない。教師も同じような状況で、学んできているから迫力が足りない。
政治家の言葉は、美辞麗句が並ぶが、迫力が足りない。
やはり、実体験がないから、迫力の足りなさを感じる。
リーダーに必要な要素は、限りなく実体験に近い経験をもつこと、その厳しい生活をしている人たちを想像しえること、地位に驕らず、謙虚に意見を聞く勇気をもつことと思います。
オバマ大統領と、鳩山首相の演説を聞きながら、16年前、リオの環境サミットで、湧き出る言葉で世界へ訴えた、セヴァン・スズキさんのスピーチを思い出し、今日は日記にしました。感想で頂ければ幸いです。
*参考資料:セヴァン・カリス・スズキ著「あなたが世界を変える日」
・掲載サイトから~全文~
「リオ地球環境サミットのスピーチから」
http://homepage2.nifty.com/win2000/kaeruhi.txt
・知足の文化で 持続可能実現 (2009.09.23)
http://utorongo.otemo-yan.net/e220891.html
地元小学6年生に、太平洋戦争末期に宇土市で起こった戦闘の話した。
環境と経済の両立を目指す「2005.フューチャー500国際シンポジウムin北京」に参加
<台湾の英雄は宇土にルーツ>宇土市と台湾の台南市の日台交流の準備が始まっています。
世界のデジタル競争力は、日本は世界32位、しかし韓国は6位だった。日本のデジタル化の取り組みを前へ。
11月17日の記事
国家意識を現すユーモアとは?〜江沢民(中国・元国家主席)のハワイでのスピーチ〜
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Posted by ノグチ(noguchi) at 08:51│Comments(0)
│国際関係