野口修一（宇土市議）の活動日記

＜水＞石油以上に貴重な資源！世界を襲う破産の危機

　日曜日、ＮＨＫの特番「沸騰都市」で、エタノール生産で沸く、ブラジルのサンパウロ市の、サトウキビ農場主の富豪たちが紹介されていた。
　本来は、砂糖の生産のために作物が、バイオ燃料に替っていた。耕地が切り開かれ、サトウキビ畑が広がっている。
　人口増加で、食糧危機が叫ばれる状況と違い、サンパウロは、エタノール景気に沸いている。これも、一種のバブルなのでしょうか。


■＜水＞石油以上に貴重な資源！世界を襲う破産の危機―ダボス会議
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=738061&media_id=31

＞報告によると、世界の主要河川のうち70％が枯渇の危機に瀕している。低価格で供与されている水が浪費されていることが原因だ。このままでは20年以内に水資源の不足に伴い、耕地面積の縮小が予測される。その規模は米国とインドの耕地面積の総和に匹敵するという。同報告は「従来通りの水資源の利用を続けることは不可能である」と警告している。


　農業生産に欠かせない、水が枯渇の危機あるとダボス会議で報じています。食糧の前に、水こそ生命の源と思います。
　アメリカ中部の大農場では、地下水を汲み上げ過ぎて、地下水が枯渇した井戸が増えています。他の地域も同様な状況が出ていると言います。

　サトウキビ畑からのエタノール生産ではなくて、自然エネルギー利用を推し進め、ブラジルのサトウキビ畑は、本来肥沃な土地だから、食料の生産を増やしてほしいと思います。

　また、世界の飲料できる水を大事にすることも必要と思います。水は買う時代になったと言われますが、日本のように水が豊富にある地域だからこそ、世界からのミネラルウォーターの輸入減らし、清潔な水のない地域へ回すように、清浄技術も含め、先進国がリードして広げてほしいものすね。

　麻生首相のダボス会議での大判振る舞いも良いですが、貧困地域への支援を呼びかけてほしいですね。リーダーとは、苦境にいる人々への配慮こそ重要と感じます。