<発言・メッセージ>心の内にある状態を「志」といい、言葉で外に表現された状態を「詩」といいます。(空海)

2020年07月22日

<発言・メッセージ>心の内にある状態を「志」といい、言葉で外に表現された状態を「詩」といいます。(空海)

〜大胆な発想をもって、人目を気にせず、びくびくしないこと〜

おはようございます。今朝は、蒸し暑空気の中で目覚めました。梅雨がそろそろ明けて、あの暑い夏が来るのか!な予感を感じる朝です。

冒頭の言葉は、『空海 人生の言葉』にある一文ですが、もともとは、

「詩は志に本づくなり。心に在るを志と為し、言(げん)に発するを詩と為す」

【直訳】
詩は「こころざし」そのものです。
心の内にある状態を「志」といい、
言葉で外に表現された状態を「詩」といいます。

この解説の「詩」を「文」と読み替えると、私の場合は、2002年6月からネット上に配信し続けて来た、私の意見(文)とみなすことができます。

初めは、知人友人宛に送った"メールマガジン"で、次にブログとmixiから始まる"SNS"利用で、ツイッター(Twitter)、Facebook、インスタグラムと継続してきました。

18年間毎日書き続けてきました。先輩から、だらだらと書き綴るのでなく、テーマを整理して簡潔に、次に何を書くのかテーマをつけて、等々のアドバイスを受けてきました。

今は、熊日新聞の市民投稿『読者ひろば』にも、短い時間で文を書き終える練習も兼ねて、時折投稿して17前に始めて、年に5〜6回は掲載されるようになりました。

最初はドキドキの投稿でしたが、私は体験したこと、友人知人の活躍、世の出来事への意見等々を投稿してきました。

空海の言葉に以下があります。
同じく本『空海 人生の言葉』から

「凡そ詩は意を立つるに、皆な桀起険作(けっきけんさく)して、傍らに人無きが若くし、須(すべから)く怖懼(ふく)すべからず」

【直訳】
詩情を保つには、大胆な発想をもって、人目を気にせず、びくびくしないこと。

心から発する言葉、詩(文)は、大胆に考え、人目を気にせずにやりなさい、との教えと思います。

私はもう62歳、恥をかいても赤面しない少し図太さも出来る高齢者になりました。これからも、ますます空海の教えではないですが、大胆に語れるように、新たな体験を求めて、人との出会いも楽しめる生き方をしたいものです。

>大胆な発想をもって、人目を気にせず、びくびくしないこと。

明日からの連休は、多くの県民が被災地へ出向かれると思うので、平日に動ける自営業の私は、今日被災に出向き、泥出し作業のボランティア活動に行こうかと考えいます。


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