生100年なら道半ば、「脳は何歳になっても育つ」「人は何歳でも始められる」、これからが本番なのかもしれません。
2016年09月19日




私は58歳、人生100年なら道半ば、「脳は何歳になっても育つ」「人は何歳でも始められる」、これからが本番なのかもしれません。
おはようございます。
本日は、敬老の日ですが、宇土市は熊本地震の影響で、体育館等の施設が被害を受けたり、改修中だったりとで、各地区の敬老会は中止で、金婚式のセレモニーだけが、市全体て開催されるのみです。まだまだ、震災の影響は生活面でも大きいです。
さて、敬老の日に際しての地元新聞の一面コラム「新生面」に、88歳になり初めて写真集『ひとりじゃなかよ』のアマチュアカメラマンの西本喜美子さんのことを取り上げていて、末尾に「人は何歳でも始められる」の言葉で締められ、人間の可能性の素晴らしさを感じ、元気をいただきました。
人は、いつか現役(稼ぐ仕事)から退き、いわゆる余生を過ごす時間になりますが、中には、退職後に輝く人も出てきます。72歳から始めたカメラが、88歳で花開く、素晴らしいと思います。
かつて、退職した熱血サラリーマンが、妻の行くところにくっつき、やることもなく「濡れ落ち葉」と揶揄された記事を読みましたが、「脳は何歳になっても育つ」には、その人自身がどんな老後を過ごすかで、余生も輝きを増すことができることを示しています。
憲政の神様と尊敬された戦前戦後に活躍した政治家の尾崎行雄は、75歳で大病した時、自分の人生を振り返り、人生道半ばと自覚し、
「人生の本舞台は将来にあり」
とさらに成長を誓ったと言われます。
本日の金婚式、どんな方々が出席されるか、とても楽しみな敬老の日の一日です。
Posted by ノグチ(noguchi) at
05:53
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