桜が日本の誇りであるのと同様、武士道もまた日本の誇りである。(渋沢栄一)

2014年04月01日

桜が日本の誇りであるのと同様、武士道もまた日本の誇りである。(渋沢栄一)

先週末から、日本列島は桜前線が、南から西へ移動し始めた。日本の春のイメージ『桜』が、平成26年度を始めさせている。

冒頭の言葉は、明治の元勲の一人、渋沢栄一の訓示録『渋沢栄一、巨人の名語録』の一言である。解説に、

「道徳に背くことや義理に欠くことを避け、人の行うべき正しい道を歩むという堅固で変わらない考えの持ち続けるのと同時に、礼儀と恥を知り、弱気を助け強気をくじくという気持ちを併せ持つことといえるだろう。・・・」


東日本大震災の救援物資を、寒い中、整然と順番を待つ日本人の姿には、世界中が感動した、と聞きます。これまた、武士道の良識が、現代の日本人にも確実に人の素養として、脈々と受け継がれていると感じます。

桜の季節に際し、日本人の心「謙譲」という教えを学び、後世へ伝えて行くことがとても大事と思います。社会には、最低限のルールがあります。闘争、論争、討論会等で、意見が交わされますが、良識ある日本人として、桜の下で未来を語れるよう時代を求め、地域を創り出す努力が必要と思いました。

*参考資料:本郷陽二著『渋沢栄一、巨人の名語録」
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 22:04Comments(0)モラル・マナー