うどん店「田んなか」開店~障害者自立支援法の余波~
2008年07月06日
うどん店「田んなか」開店~障害者自立支援法の余波~
(障害者自立支援法の余波は、障害者の苦労を拡大した。)
7月2日に友人が関わる障害者の作業所が、こだわりの食材を使ったうどん屋「田んなか」を開店させたので、今日は妻と一緒にお祝いも兼ねて行ってみました。店は、私の自宅から約40km近くあり、梅雨明けの青空と暑い日差しの田園風景を中を、50分ほどドライブして着きました。場所は、熊本県南の八代市の北西部、郡築地区にありました。
7月3日ぼ開店の記事が、熊本日日新聞で大きく取り上げられ、日曜ではありましたが2時過ぎにもお客が二組ありました。県道沿いの田んぼの脇にあり、窓の外は田植えを先月半ばに植えた稲を見ながらの食事にありました。
中の飾りや、店のチラシ等もみんな手作り、厨房は、職員と保護者、作業員が一緒になって賢明に働いて居られました。作業所施設長の木村さんは、出逢って10数年になります。「九州平成義塾」の塾生仲間で、ここ数年は互に本業が忙しく、年賀状やメールのお付き合いでした。
先月、研究開発が趣味から自称「研究者」の友人が作った、ローハス的な「いきなり饅頭(郷土料理)」を紹介するために出かけました。その日は、作業所で借りている田んぼの田植えの日、忙しいのに快くお話をさせて頂きました。その時、7月初めにうどん屋「田んなか」をオープンさせることを知り、更に自立支援法の施行以来、ここ数年の障害者の作業所の実情ろ苦しい運営のことも含め理解できました。
元々は、素麺の製造・販売を主に当初開業したのですが、自立支援法で助成事情が一変し、独自の努力で障害者が自立する方策として、うどん店の開店を4年前から準備して、試行錯誤の末、やっと収益も含め実施する決断が出来たと語っていました。
出汁は、羅臼昆布、枕崎の鰹節、天然の塩等々のこだわり、うどんは素麺製造のノーハウを活かして自家製の手打ちうどん、釜は薪を燃やして湯を沸かし、窮めつけが元赤坂プリンスホテル総料理長土山憲幸氏(現熊本テルサ料理長)の指導を受けて完成させたうどんです。
私は、ざるうどんセット(580円)。妻は、ごぼう天うどん(430円)。ちなみに、肉うどん490円、かけうどん280円でした。ほかに組合わせもできるようです。「出汁が欲出て、とても美味しい」と、妻の一言でした。
お近くに行かれた時は、ぜひ寄ってみてください。
最後に小泉改革の付けが、弱者へ大きなシワ寄せとなっているように感じます。授産施設、作業所、特に知的障害を持つ人たちの就労の場が、益々狭められて行くように思います。
後期高齢者の医療保健天引きの問題、生活保護家庭の補助基準の見直し等々、弱い立場の人と切り捨てる前に、官僚や国会議員は、身の回りから削減をすべきと思います。
官僚の給与2割り削減とか、又は人員2割削減。それに国会議員2割削減、歳費2割削減も実施、議員年金廃止など、自ら襟を正してから国民へ頭をさげ、痛み分けをお願いするのが筋のように思います。
今日は、国の制度変更に翻弄されながらも、地道に頑張る障害者の作業所を紹介しました。
*麺処「田んなか」 TEL0965・33・8007
〒869-0013八代市沖町六番割3843‐1
(社会就労センター ワークショップ八代内)
営業時間 月曜~木曜 11:00~14:00
日曜日 11:00~19:00
定休日 金曜日、土曜日、祝日
大人数でお出かけの時は、事前に予約をおすすめします。
<夏の一句>
「一生の楽しきころのソーダ水」~富安風生~
<以前の日記>
・恒久平和を念願した、日本国憲法(前文より)
(障害者自立支援法の余波は、障害者の苦労を拡大した。)
7月2日に友人が関わる障害者の作業所が、こだわりの食材を使ったうどん屋「田んなか」を開店させたので、今日は妻と一緒にお祝いも兼ねて行ってみました。店は、私の自宅から約40km近くあり、梅雨明けの青空と暑い日差しの田園風景を中を、50分ほどドライブして着きました。場所は、熊本県南の八代市の北西部、郡築地区にありました。
7月3日ぼ開店の記事が、熊本日日新聞で大きく取り上げられ、日曜ではありましたが2時過ぎにもお客が二組ありました。県道沿いの田んぼの脇にあり、窓の外は田植えを先月半ばに植えた稲を見ながらの食事にありました。
中の飾りや、店のチラシ等もみんな手作り、厨房は、職員と保護者、作業員が一緒になって賢明に働いて居られました。作業所施設長の木村さんは、出逢って10数年になります。「九州平成義塾」の塾生仲間で、ここ数年は互に本業が忙しく、年賀状やメールのお付き合いでした。
先月、研究開発が趣味から自称「研究者」の友人が作った、ローハス的な「いきなり饅頭(郷土料理)」を紹介するために出かけました。その日は、作業所で借りている田んぼの田植えの日、忙しいのに快くお話をさせて頂きました。その時、7月初めにうどん屋「田んなか」をオープンさせることを知り、更に自立支援法の施行以来、ここ数年の障害者の作業所の実情ろ苦しい運営のことも含め理解できました。
元々は、素麺の製造・販売を主に当初開業したのですが、自立支援法で助成事情が一変し、独自の努力で障害者が自立する方策として、うどん店の開店を4年前から準備して、試行錯誤の末、やっと収益も含め実施する決断が出来たと語っていました。
出汁は、羅臼昆布、枕崎の鰹節、天然の塩等々のこだわり、うどんは素麺製造のノーハウを活かして自家製の手打ちうどん、釜は薪を燃やして湯を沸かし、窮めつけが元赤坂プリンスホテル総料理長土山憲幸氏(現熊本テルサ料理長)の指導を受けて完成させたうどんです。
私は、ざるうどんセット(580円)。妻は、ごぼう天うどん(430円)。ちなみに、肉うどん490円、かけうどん280円でした。ほかに組合わせもできるようです。「出汁が欲出て、とても美味しい」と、妻の一言でした。
お近くに行かれた時は、ぜひ寄ってみてください。
最後に小泉改革の付けが、弱者へ大きなシワ寄せとなっているように感じます。授産施設、作業所、特に知的障害を持つ人たちの就労の場が、益々狭められて行くように思います。
後期高齢者の医療保健天引きの問題、生活保護家庭の補助基準の見直し等々、弱い立場の人と切り捨てる前に、官僚や国会議員は、身の回りから削減をすべきと思います。
官僚の給与2割り削減とか、又は人員2割削減。それに国会議員2割削減、歳費2割削減も実施、議員年金廃止など、自ら襟を正してから国民へ頭をさげ、痛み分けをお願いするのが筋のように思います。
今日は、国の制度変更に翻弄されながらも、地道に頑張る障害者の作業所を紹介しました。
*麺処「田んなか」 TEL0965・33・8007
〒869-0013八代市沖町六番割3843‐1
(社会就労センター ワークショップ八代内)
営業時間 月曜~木曜 11:00~14:00
日曜日 11:00~19:00
定休日 金曜日、土曜日、祝日
大人数でお出かけの時は、事前に予約をおすすめします。
<夏の一句>
「一生の楽しきころのソーダ水」~富安風生~
<以前の日記>
・恒久平和を念願した、日本国憲法(前文より)
5月6日は、宇土市のサッカーのスーパースター、鹿島アントラーズの植田直通選手の応援ツアーに参加します。
<遊び上手>飽かないから遊びなのであって、飽くのは単なるヒマ(暇)つぶしである。〜田辺聖子著『ダンスと空想』〜
<消費税3%→5%直前の激務>乗り越えれない試練を天は与えない。
<前途多難、日々新たに>算数(計算)通りにならない人生。〜曽野綾子著『中年以後』〜
1月1日の記事
議長活動報告(11月前半)
<遊び上手>飽かないから遊びなのであって、飽くのは単なるヒマ(暇)つぶしである。〜田辺聖子著『ダンスと空想』〜
<消費税3%→5%直前の激務>乗り越えれない試練を天は与えない。
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Posted by ノグチ(noguchi) at 19:01│Comments(1)
│マイライフ
この記事へのコメント
木曜日に八代に行く予定がありますので、寄りたいと思います…*^‐^*
Posted by ほんわか at 2008年07月06日 20:48