二宮尊徳の「積小為大」、小を積み上げて大を為す。

2013年03月25日

二宮尊徳の「積小為大」、小を積み上げて大を為す。

おはようございます。春眠暁を覚えず、今朝はウォーキングを休み、朝の一般的な時間に起きようと思いきや、ウォーキングの起床時間には、ちゃんと目がさめました。早起きが、だんだん習慣づいているのかもしれません。

さて、月曜日は朝はなるべくドタバタしないようにと思っています。しかし、ハッとやり残しを思い出したり、これは先にやろうと思い立つ日でもあります。今週末の日曜日の八代市での「美しい日本を語りつぐ」集まりの準備で、追加要件が出てきたので、本日の午前中に対応しないといけません。

明日、いっぺんにやろうと、たかをくくっていると、次の日は次の日で、新たな仕事が生まれます。やはり、今日出来ることは、今日やったがよいと思います。

話題とは大部違うのですが、二宮尊徳は「積小為大」という言葉を残しています。「小を積み上げて大を為す」の意味です。世の中はなんでも、小さなことの積み上げによって出来ている。日々の小さな努力の積み重ねが、いざというときに大きな力となる。大きな仕事をしようと思うなら、日々の小さな仕事を怠ってはならない。

ろくな経験もない者が「一発博打でも打とう」の無謀な行動は止めたほうがよい。大声上げて、良さばかりを語る族には、近づかないことも必要と思います。

以前に書いた「善事は顕微鏡で見て、悪事は望遠鏡で見る」、どんな小さな善事も確認し記憶に留める。悪事悪態は遠めに見て記憶に留めない。より良き行為を日々続ける方々と交流を持ち、「三人寄れば師あり」、参考にする人、しない人、常に自分の行動と照らし合わせる、反省することを忘れてはならないと思います。

※参考資料:北尾吉孝著『何のために働くのか』


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Posted by ノグチ(noguchi) at 08:27│Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他
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