九州山口の温泉ランク、1位はわいた温泉郷

2012年06月05日

九州山口の温泉ランク、1位はわいた温泉郷

わいた温泉郷?
これは、どこだ?
はげの湯、岳の湯は、ここ10年くらいの新しい温泉郷。
まだ、温泉施設もない岳の湯の地域へ、県立大の教授が、案内したことがある。

冬でも、霜が降りない山間地?
何か矛盾を感じる言葉ですが、地面全体が地熱で暖かく、ビニールハウスをかければ、冬にトマトが栽培できる。
コタツは、蒸気を使って自然の地熱で……、
畑に出ている蒸気に、蓋をして中に卵を入れておくと、ゆで卵ができる。住むには、贅沢な土地と思います。

でも、わいた温泉郷が世に知られる前は、過疎の町。人が少なかった。実は、それが魅力になった。

バブルがはじけて20年、失われた10年と言われた1990年代、実は経済は微増だが上昇し続けた。国の財政支出の増加もあるが、日本経済は底力はまだまだあると思います。

不況を理由にして、自分たち仕事分野の不振を語る人も多いが、狭まる事業分野でも業績を伸ばす会社もある。いわゆる目の付け所が違うと思う。

開発前の岳の湯に案内した県立大の教授は、「これから、ここは人気が出ます」と思いを語ったが、バブル崩壊で閑静な田舎の風景を持つ温泉に、国民の興味が集まって居るのかも知れません。

この教授は、そろそろ大学を退職するが、建築家でもあり、ヨーロッパの人が集う場の研究者でもある。

先週土曜日に、水俣の湯の子温泉郷近くで、2代にわたり事業拡大をして成功した福田農園の故福田興次氏の教示に、魚の目のことばを思い出す。「潮目を見る」、意味は時代は変わる。変化に対応できない事業は、下降するの訓示と思います。

わいた温泉郷は、時代の要求にかなった温泉地づくりをしているのだと思います。開発前の岳の湯が、今どうなっているか?近々訪ねてみたいものです。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:21│Comments(0)熊本の出来事
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