人生は、自分を活かす方向を探す日々の連結

2011年01月31日

人生は、自分を活かす方向を探す日々の連結

~龍馬のように「常に明るく、前のめり」に生きる~

 今日は、早朝からキッズサッカーの準備をして、直ぐ自宅へ帰り、親戚の法事の準備の手伝いをしました。親父の兄弟の三年忌で、久々に親族が集まり、叔父の冥福を祈る御経をみんなで聞きながら、以前の様子を思い出しました。
 また、夕方から私の祖父に縁の深い家のおばーちゃんが亡くなり、通夜に参加しました。93才、10日前まで元気に食事をされていたそうで、寒さで風邪でも引かれたのか?、昨日急に亡くなったそうです。

 死とは、誰にも訪れる生命の終末ですが、50代になり、周りの親族でお世話になった先輩方の死に直面し、色々なことを考えます。
 今日、NHKの大河ドラマ「江」の中で、天下人に登りつめようとする織田信長と江姫との会話の中に、「自分の思う通りに生きる」の江姫の言葉に、信長は「思いは長くかかるが、人生は短い」とあった。

 私も52年の人生を歩んで来ました。高校を卒業し、3年の行きつ戻りつの中で、建築と言う分野を決め、勉強と経験を詰めこんだ10年、社会勉強の足りなさから社会づくりの仕組みを学び仲間を作った10年、多様な分野の方々を探し交流すために動き続けた10年、アッと言う間に22歳から30年が過ぎていました。

 昨年は家族の入院、子どもたちそれぞれの進学、父の高齢を感じる出来事、加えて選挙という生活の大きな激変もあり、周りへも大きな影響を与えた一年でした。人は、一人では生きて行けません。助けあいの大切さをを学んだ年でした。

 自分の人生、明日どうなるかは分かりません。だからこそ、一日一日を大切に生きなかければならないと思います。
 100年前は、人生50年と言われていました。今は、人生80年と言われます。私の祖父は40年前79才で、祖母は8年前に100才で亡くなりました。長寿者社会の中でも、短命の方もたくさんいます。私の同級生も数名、病気などで亡くなりました。
 今日のお坊さんの講話で「朝に紅顔、夕に白骨」の人生の短さを語っていましたが、人生80年時代になり、人生の後半、特に晩年をどう生きるかが大事と思います。

 日本社会は、海外から超高齢化社会のサンプルとして注目されています。少子化、自殺の増加等「ジャパン・シンドローム」の表現で、日本の成熟社会、特に人口構成から来る地方の変化が注目されています。
 そんな難しい問題は、後日に回しますが、60代、70代にどんな生き方をするのか? 私自身は、まだまだ日々のことで精いっぱいで、後の時代を想像できませんが、22歳から「10年×3回り」を振り返ると、日々毎日の積み重ねしか、足跡(人生)を残す方法は無いとも感じます。 

 私は、自分を活かす方向(行動)を常に模索して来ました。今後も同様に、広がった仲間と語りながら、自分の目指す「周りを元気する」の方向どこか、今年も日々の生活・仕事の中から、変化(気付き、ニーズ)を見つけながら、新たなネットワークづくりへチャレンジしたいと思います。

>「朝に紅顔、夕に白骨」=人の人生は、朝露の如し。
 
とありますが、1年は365日、1日は24時間あります。この時間を、自分だけでなく私を取り巻く様々な人々の思いを知り、それぞれがより良き人生を歩めるように、自分の目指す方向を常に修正し、これからの10年を生きるために、もがき、苦しみ、考え、日々行動し続けたいと思います。

 しかし、日々全力を尽くす必要はありますが、むやみやたらの行動ではいけないと思います。「知行合一」の教えは、゛考え即行動゛の意味ですが、だらこそ考えること(思考)が大事と思います。

・思考の三原則
一、目先にとらわれず、できるだけ長い目で見る。
二、一面だけ見ないで、なるべく多面的、できれば全面的に観察する。
三、枝葉末節を見ないで、根本を見る。

 それと、私の行動の中には、多くの偶然が何度か有りました。その出来事は、すべて「興味+行動」から起こりました。地域づくりの先輩は、「人生に偶然はない、全て必然」と強調します。
 でも、゛その時そこへ行かなかったら゛の出会いが多々ありました。それをただの偶然と済ますか、「ラッキー」と思い、次の再会を約束するかだけの違いで、後の人生(生活・仕事)が変わります。私の偉業交流会の出会いは、けっこう偶然の出会いから、仲間が増えて行きました。
 その偶然に「意志」がこもっているかで、人とのつながりが形になるか、後で大きく変わります。偶然から人生が変わる、それを楽しむゆとりも必要と思います。

・不尽の妙味(みょうみ)~「偶然」の面白さ~
 偶然を人生の事実として平たく考えてみると、これまたなかなか面白いものである。これがないと、杓子定規になって味わいがない。偶然に人に会い、偶然に書を読む。人生全て偶然の連結と、却(かえ)って不尽の妙味がある。
 (以上、『安岡正篤「こころ」に書き写す言葉』より)

 人生、何時の時代に、何処に生まれるかで、人生は違いがあります。しかし、生まれ落ちた場所(時代)で、どう自分の人生を切り開くかは、その人次第と思います。
 時代や周りの状況を原因にして、自分を向上させない、仲間づくりをしない、周りを明るくするような行ないをしない、では自分の人生も暗くなる。龍馬のように、「常に明るく、前のめり」に生きたいものです。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 00:33│Comments(0)マイライフ
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