地方自治体の広域連携、日本政治思想史の研究者講演会の準備、他
2010年07月30日
地方自治体の広域連携、日本政治思想史の研究者講演会の準備、他
<日本政治思想史の研究者、苅部直教授(東大法学部)講演会の準備等>
ここ二日、助成金申請でドタバタとしていました。私の幕末維新の勉強のきっかけとなった、高宗昭敏氏(東海大学名誉教授)の私塾「くまもと地球市民塾」との出会いから、幕末の思想家で政治家の横井小楠に出会い、以来高宗先生のお手伝いをしながら、色々な方と出会った来ました。
・歴史を学ぶと、現代の社会、政治が見えてくる
偉人たちの功績を学ぶことで、現代の社会、政治が見えてくると高宗先生から教示を受けながら続けて来た19年でした。今年は20年目、高宗塾の塾生として、また秘書として活動を続けて来た集大成を、今秋の10月23日午後、熊本大学百年記念館ホールで、日本の政治思想史からみた、幕末熊本の政治の有様を検証し、日本の維新の発想の基となった「小楠の実学思想」を、広く県民に知ってもらうことが目的です。
・中学校への出前講義
その事業の一部に、中学校への出前講義もあります。小楠の実学を、現代の若者に知ってもらい、郷土の偉人たちを知り、自信と志を持ってほしいとの願い込めて、熊本在住の横井小楠研究者、明治の活躍した熊本出身の偉人たちの功績を知らせる事業も行います。
・「高速鉄道物流(新幹線貨物)」学習会の準備と情報収集
県の支援もあるので、その支援(21ファンド)の申請が、今日までで、ドタバタとしていました。やっと終わり、午後は熊本県央域を活性化する「高速鉄道物流(新幹線貨物)」の次回の学習会の打ち合わせと、私自身の次にステップへの向けた、思考の整理を元県庁OBの先輩と議論をします。
「地方には、金も人材もいない」と嘆く人々がいます。
はたしてそうでしょうか。
・江戸期の社会整備、社会保障
江戸期の諸藩の社会整備、社会保障の仕組みづくりは、役人(武士)だけで決めていませんでした。町衆の世話役、庄屋の代表、寺の総代、等々、会合を持ち、将来に地域何が必要か、何を準備するのか、を考えまちづくり、人材育成を行ってきました。
・社会背景により、大勢の変化がある
明治維新は、世界の列強に対抗するために、強力な中央集権国家が必要でした。太平洋戦争までその大勢が続き、戦後は、復興と経済競争のために、その中央集権体制が必要でした。しかし、1989年ごろから、世界の冷戦構造が変わり、それぞれの国家が今後どう進むか考える時代を迎えました。
・日本は、冷戦構造のお陰で歴史上の絶頂期
日本は、冷戦構造のお陰で、歴史上の絶頂期(バブル期)にあり、有頂天の日本人、考えない日本人になっていました。しかし、うたかた(バブル)は消え、失われた10年と言われる不況(普況)に、戻りました。実は日本経済は、バブル崩壊後も微増の成長を続けました。何が変わったか、都市と地方の格差が広がって行ったように思います。東京の一極集中(東京の一人勝ち)が進み、今年東京の人口は1300万人を越えました。
・財政悪化(800兆円の国債発行)
ただ忘れてはいけないことは、財政悪化(800兆円の国債発行)で、地方へ配る交付金が、少なくなり、「三位一体」の改革で、権限と財源を地方の掛け声ばかりで、進展しない地方分権です。現体制が、既得権益(族組織)を持つ者たちは、この体制は変えたくない。その反動が、民主党政権の成立につながったと思います。
・地方政府(自治体)も独自色(自主自立)
なら、地方政府)も独自色(自主自立)のまちづくり(政策)と人材育成、あらたな経済(経世済民)の知恵を集め、実行に移す段階に来たと思います。
「嘆くより、知恵を出せ」
「交付金が無いというより、受益者負担で事を起こす」
「人(人財)がいないなら、育成しよう」
の3つの心起こしを、地方から発想し、行動し始めることが必要と思います。これは、長い歴史上に、政変(中央集権、地方分権)が何度も繰り返されました。歴史から学び、現代の政治改革を地方から起こことが必要と思います。
・嘆くより、知恵
・受益者負担で事を起こす
・いないなら、育成しよう
・地方の元気が、日本の元気に
グリーンツーリズム、地産地消、農林業と商工の連携、流通革命、等々、知恵は地域に転がっています。これを発想し、発信し、提言し、仲間を募り実践に移す。これを後押しする、地域社会の志(長老たちの支援)にすることが、ひいては日本社会を活性化し、世界の注目も再度集めることにつながると思います。
・社会変革(活性)は、一人ひとりの夢に向かう行動から
一人、一人の勇気の一歩が、周りに影響し、大きな輪になり、地域(自治体)を越えた連携と協力につながり、経済(経世済民)の新しい風を起こします。地方に住む、国民一人ひとりが、夢に向かい行動こすことから、日本再生が始まります。
<日本政治思想史の研究者、苅部直教授(東大法学部)講演会の準備等>
ここ二日、助成金申請でドタバタとしていました。私の幕末維新の勉強のきっかけとなった、高宗昭敏氏(東海大学名誉教授)の私塾「くまもと地球市民塾」との出会いから、幕末の思想家で政治家の横井小楠に出会い、以来高宗先生のお手伝いをしながら、色々な方と出会った来ました。
・歴史を学ぶと、現代の社会、政治が見えてくる
偉人たちの功績を学ぶことで、現代の社会、政治が見えてくると高宗先生から教示を受けながら続けて来た19年でした。今年は20年目、高宗塾の塾生として、また秘書として活動を続けて来た集大成を、今秋の10月23日午後、熊本大学百年記念館ホールで、日本の政治思想史からみた、幕末熊本の政治の有様を検証し、日本の維新の発想の基となった「小楠の実学思想」を、広く県民に知ってもらうことが目的です。
・中学校への出前講義
その事業の一部に、中学校への出前講義もあります。小楠の実学を、現代の若者に知ってもらい、郷土の偉人たちを知り、自信と志を持ってほしいとの願い込めて、熊本在住の横井小楠研究者、明治の活躍した熊本出身の偉人たちの功績を知らせる事業も行います。
・「高速鉄道物流(新幹線貨物)」学習会の準備と情報収集
県の支援もあるので、その支援(21ファンド)の申請が、今日までで、ドタバタとしていました。やっと終わり、午後は熊本県央域を活性化する「高速鉄道物流(新幹線貨物)」の次回の学習会の打ち合わせと、私自身の次にステップへの向けた、思考の整理を元県庁OBの先輩と議論をします。
「地方には、金も人材もいない」と嘆く人々がいます。
はたしてそうでしょうか。
・江戸期の社会整備、社会保障
江戸期の諸藩の社会整備、社会保障の仕組みづくりは、役人(武士)だけで決めていませんでした。町衆の世話役、庄屋の代表、寺の総代、等々、会合を持ち、将来に地域何が必要か、何を準備するのか、を考えまちづくり、人材育成を行ってきました。
・社会背景により、大勢の変化がある
明治維新は、世界の列強に対抗するために、強力な中央集権国家が必要でした。太平洋戦争までその大勢が続き、戦後は、復興と経済競争のために、その中央集権体制が必要でした。しかし、1989年ごろから、世界の冷戦構造が変わり、それぞれの国家が今後どう進むか考える時代を迎えました。
・日本は、冷戦構造のお陰で歴史上の絶頂期
日本は、冷戦構造のお陰で、歴史上の絶頂期(バブル期)にあり、有頂天の日本人、考えない日本人になっていました。しかし、うたかた(バブル)は消え、失われた10年と言われる不況(普況)に、戻りました。実は日本経済は、バブル崩壊後も微増の成長を続けました。何が変わったか、都市と地方の格差が広がって行ったように思います。東京の一極集中(東京の一人勝ち)が進み、今年東京の人口は1300万人を越えました。
・財政悪化(800兆円の国債発行)
ただ忘れてはいけないことは、財政悪化(800兆円の国債発行)で、地方へ配る交付金が、少なくなり、「三位一体」の改革で、権限と財源を地方の掛け声ばかりで、進展しない地方分権です。現体制が、既得権益(族組織)を持つ者たちは、この体制は変えたくない。その反動が、民主党政権の成立につながったと思います。
・地方政府(自治体)も独自色(自主自立)
なら、地方政府)も独自色(自主自立)のまちづくり(政策)と人材育成、あらたな経済(経世済民)の知恵を集め、実行に移す段階に来たと思います。
「嘆くより、知恵を出せ」
「交付金が無いというより、受益者負担で事を起こす」
「人(人財)がいないなら、育成しよう」
の3つの心起こしを、地方から発想し、行動し始めることが必要と思います。これは、長い歴史上に、政変(中央集権、地方分権)が何度も繰り返されました。歴史から学び、現代の政治改革を地方から起こことが必要と思います。
・嘆くより、知恵
・受益者負担で事を起こす
・いないなら、育成しよう
・地方の元気が、日本の元気に
グリーンツーリズム、地産地消、農林業と商工の連携、流通革命、等々、知恵は地域に転がっています。これを発想し、発信し、提言し、仲間を募り実践に移す。これを後押しする、地域社会の志(長老たちの支援)にすることが、ひいては日本社会を活性化し、世界の注目も再度集めることにつながると思います。
・社会変革(活性)は、一人ひとりの夢に向かう行動から
一人、一人の勇気の一歩が、周りに影響し、大きな輪になり、地域(自治体)を越えた連携と協力につながり、経済(経世済民)の新しい風を起こします。地方に住む、国民一人ひとりが、夢に向かい行動こすことから、日本再生が始まります。
5月6日は、宇土市のサッカーのスーパースター、鹿島アントラーズの植田直通選手の応援ツアーに参加します。
<遊び上手>飽かないから遊びなのであって、飽くのは単なるヒマ(暇)つぶしである。〜田辺聖子著『ダンスと空想』〜
<消費税3%→5%直前の激務>乗り越えれない試練を天は与えない。
<前途多難、日々新たに>算数(計算)通りにならない人生。〜曽野綾子著『中年以後』〜
1月1日の記事
議長活動報告(11月前半)
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Posted by ノグチ(noguchi) at 13:07│Comments(0)
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