リーダーに必要な「3人の師友」と「スポークスマン」

2010年04月17日

リーダーに必要な「3人の師友」と「スポークスマン」

 安岡正篤氏の教示に、「リーダーに必要な三人の友人」を持つことがあった。いわゆる帝王学の一節ですが、これを伊藤肇氏も「現代の帝王学」で解説している。

「帝王学の三つの柱」

1.原理原則を教えてもらう師を持つこと
 危機管理の原理原則に則った判断を仰ぎ、指導してもらう正師をもつこと。

2.直言してくれる側近をもつこと
 危機の兆候を探知し、予防や被害局限を計り、指揮・命令・統制に関し、都合の悪い情報・意見を、タイムリーかつ率直に伝えてくれる側近の部下をもつこと。組織内において、会社の立場で、経営者に助言してくれる信頼出来るナンバー2的存在を持つこと。

3.よき幕賓(パーソナル・アドバイザー)をもつこと
 幕賓(ばくひん)」とは、アドバイザー、良き友人のことです。自分とは異なる知識、異なる経験を持った外部のアドバイザーをできるだけ多く持つ。多ければ多いほど良いです。

+1.スポークスマン
 危機管理にあってはマスコミ(外部)対応を一手に任しきれる人物、いわば「スポークスマン」である。危機管理における成否は、よき幕賓、つまりマスコミの矢面に立つ人で決まる、と言っても過言ではない。危機管理のよき幕賓(スポークスマン)は1人に限ることである。*大統領の報道補佐官、総理大臣の官房長官に当たる。
 (以上、「現代の帝王学」より)


 私は、独立して20年になるのですが、19年前に出会った社会活動の師との出会いから、多様な人物に出会うことができました。はじめは、感心して話を聞くだけでしたが、色々な活動をする中で、同世代の人とも出会いがあり、多様な分野の方と情報交換をさせていただくことができようになりました。
 上記の3つの「柱(友人)」と、+1の「スポークスマン」との出会いが、これまであったか振り返る中で、友とは良いものと感じる出来事がたくさんありました。

 実は、今日、今年1月末に自費出版した本「なかまづくり まちづくり」のお祝いを、熊本の「田中正造研究会」の仲間たちが、お祝いしてくれることになり、午後から田中正造の功績を学び、夕方から10名ほどですが、小さいけど、とても意義有る会を催してもらいます。
 私は、欠席ばかりの塾生ですが、とても大事なグループの一つが「田中正造研究会」です。


*田中正造(たなか しょうぞう):明治時代の日本の政治家。衆議院議員選挙に当選6回。足尾銅山鉱毒事件の告発者として有名である。幼名、兼三郎。:
・田中正造(『ウィキペディア(Wikipedia)』)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%AD%A3%E9%80%A0


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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:22│Comments(0)マイライフ
 
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