「宇土・市民マニュフェスト」研究会 会員参加のお願い
2009年10月26日
「宇土・市民マニュフェスト」研究会 会員参加のお願い
[主旨]
・マニュフェスト運動
2003年元三重県知事の北川正恭氏の提唱で始まったローカルマニュフェスト(首長が掲げる「政権公約」)運動は、今年の国政選挙のパーティーマニュフェスト(国政選挙おける政党が示す「政権公約」)として定着をしました。以前の公約と違い、マニュフェストは戦略プログラムであり、「数値目標、期限、予算・財源、工程(表)」などが明記されています。
これは、政権を担当した政党(首長)は、自分の掲げたマニュフェストを任期中着実に実行しなければ、国民(市民)から評価(査定)を受けることになり、次の選挙の選択要件の一つとなります。最近は、マニュフェストを評価する大会を開く首長も出て来ています。市民との約束「政権公約=マニュフェスト」をどう実行するか、市民の責任も問われていると思います。
・市民マニュフェスト「青梅スタイル」
2003年の青梅市長選の時、「市民が望む政策(まちづくり)」をまとめ、次期市政に要望した動きがありました。「青梅スタイル」と言われ、2002年06月~2003年05月まで1年間、月に2回有志が集まり、青梅市の統計データーや住民の意見を聞きながら、「子育て」が青梅市全体のまちづくりテーマと認識し、行政の関与を受けずに、住民が主体をなって、「青梅発・市民がつくるマニュフェスト」をまとめ上げ、住民から市政へ逆提案する「マニュフェスト(政権への要望)」をつくりました。
この逆マニュフェストは、市民有志9名で作りあげ、報道に公開され、更なる意見を市民に呼びかけ、市内11ヶ所の市民センターで討議され、意見が整理されて、次期市長候補者へ提案し、選挙の判断材料を目的としていました。
・志木市の「市民委員会」の予算作り
同じころ、埼玉県志木市の穂坂市長が、志木市民の有志を募り「市民委員会」なる組織つくり、約1年間かけ志木市の事業全部を見直し、予算書を議会へ提出よう求めました。また穂坂氏は、市議会へも予算書の提案を以来し、市長、市民、市議会が1年間の政策を議論する討論会をやろうと試みました。
青梅市は、穂坂氏のように市長が呼びかけたのではなく、市民の有志が自費と自分の時間を使い、未来の青梅市をより良くするために起した行動と思います。地域の未来は、住民に責任があると政治学者が説きまが、その活動方法等はよく解からないのが現実です。
・市民マニュフェストの学習会、講演会
この「青梅スタイル」の動きが、今後全国に広がればと願い、私たちの熊本県央地域でも「市民が次期市政に要望するマニュフェスト(以後、市民マニュフェスト)」の学習会と自治講演会を開催したいと思います。
当初は、来春の宇土市長選挙へ向けた、市民マニュフェストの学習会は、月2回日曜の午後に開催。自治講演会は、来年1月・2月に2回予定。この活動の運営のため、賛同者を募り、実行委員会を創設します。
[実施計画]
「宇土・市民マニュフェスト」研究会
実行委員会は、市民有志が構成する世話人を中心に運営をします。第1回世話人会は、9月下旬を予定しています。
「各活動」
1.「宇土発・市民マニュフェスト」・政策検討会
実行員会から有志を募り、宇土市の現状を知り、次世代へ責任の持てることはなにか、テーマを決め、各市の事業について調べ、市民から提案する政策(まちづくり)をまとめる作業を、月に2回日曜の午後に、開催する。
2.「宇土発・市民マニュフェスト」・自治講演会
青梅市のように多くの市民から要望や提案を募るために、2010年1月下旬、2月下旬に自治講演会を開催し、同時に参加した市民と討論会をし、アンケート等も取り、さらに市民マニュフェストに加味していきたいと考えます。
3.「宇土発・市民マニュフェスト」発表会
2003年3月下旬開催予定
[市長選後のマニュフェスト評価検討会]
「宇土発・市民マニュフェスト」実行委員会は、定期的に市政の状況を検証し、市長の「ローカルマニュフェスト」の実施状況について、説明を求める会を定期的に開催し、加えて「市民マニュフェスト」の要望が市政に反映されているか、その効果はどうかも検討する。
・市民マニュフェストの評価活動の議会への警鐘
これは、市議会活動の評価にも連動していて、市議会の活性化にもつながると考えています。国政なると、議会報告会や、政策提言のために市民と意見交換会が定期的に開催されますが、地方議会の議員で開催しているのは微々たる人数のように感じます。
憲政の達人たちは、「質問無きは議員に在らず」と自責をし、日々の政治活動をしました。首相答弁の原稿読み違いを嘲笑しますが、地方議会では「質問から回答まで」行政官僚に、代筆させる怠慢議員も居るとも聞きます。
その点についても「市民マニュフェスト」に、議会の活性化につながると考えています。
まだ検討途中も多々ありがすが、来春まで世話人の方々と意見を交わし、更なる地域社会の向上へ、市民一人ひとりが参画していけるような「市民マニュフェスト」が出来上がることを願っています。
賛同いただけるかは、実行委員会にご参加下さい。よろしくお願い致します。
「宇土発・市民マニュフェスト」実行委員会 事務局長 野口修一
事務局 熊本県宇土市1374「NPOコモンズくまもと」内
Tel/Fax0964-24-3570
Eail : aande@lime.ocn.ne.jp
広報ブログ「宇土・市民マニフェスト」
*コモンズ:共有地、入会地の意味
「ミクシィ」宇土・市民マニフェスト研究会
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4610849
「おてもやん」宇土・市民マニフェスト研究会
http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/
[主旨]
・マニュフェスト運動
2003年元三重県知事の北川正恭氏の提唱で始まったローカルマニュフェスト(首長が掲げる「政権公約」)運動は、今年の国政選挙のパーティーマニュフェスト(国政選挙おける政党が示す「政権公約」)として定着をしました。以前の公約と違い、マニュフェストは戦略プログラムであり、「数値目標、期限、予算・財源、工程(表)」などが明記されています。
これは、政権を担当した政党(首長)は、自分の掲げたマニュフェストを任期中着実に実行しなければ、国民(市民)から評価(査定)を受けることになり、次の選挙の選択要件の一つとなります。最近は、マニュフェストを評価する大会を開く首長も出て来ています。市民との約束「政権公約=マニュフェスト」をどう実行するか、市民の責任も問われていると思います。
・市民マニュフェスト「青梅スタイル」
2003年の青梅市長選の時、「市民が望む政策(まちづくり)」をまとめ、次期市政に要望した動きがありました。「青梅スタイル」と言われ、2002年06月~2003年05月まで1年間、月に2回有志が集まり、青梅市の統計データーや住民の意見を聞きながら、「子育て」が青梅市全体のまちづくりテーマと認識し、行政の関与を受けずに、住民が主体をなって、「青梅発・市民がつくるマニュフェスト」をまとめ上げ、住民から市政へ逆提案する「マニュフェスト(政権への要望)」をつくりました。
この逆マニュフェストは、市民有志9名で作りあげ、報道に公開され、更なる意見を市民に呼びかけ、市内11ヶ所の市民センターで討議され、意見が整理されて、次期市長候補者へ提案し、選挙の判断材料を目的としていました。
・志木市の「市民委員会」の予算作り
同じころ、埼玉県志木市の穂坂市長が、志木市民の有志を募り「市民委員会」なる組織つくり、約1年間かけ志木市の事業全部を見直し、予算書を議会へ提出よう求めました。また穂坂氏は、市議会へも予算書の提案を以来し、市長、市民、市議会が1年間の政策を議論する討論会をやろうと試みました。
青梅市は、穂坂氏のように市長が呼びかけたのではなく、市民の有志が自費と自分の時間を使い、未来の青梅市をより良くするために起した行動と思います。地域の未来は、住民に責任があると政治学者が説きまが、その活動方法等はよく解からないのが現実です。
・市民マニュフェストの学習会、講演会
この「青梅スタイル」の動きが、今後全国に広がればと願い、私たちの熊本県央地域でも「市民が次期市政に要望するマニュフェスト(以後、市民マニュフェスト)」の学習会と自治講演会を開催したいと思います。
当初は、来春の宇土市長選挙へ向けた、市民マニュフェストの学習会は、月2回日曜の午後に開催。自治講演会は、来年1月・2月に2回予定。この活動の運営のため、賛同者を募り、実行委員会を創設します。
[実施計画]
「宇土・市民マニュフェスト」研究会
実行委員会は、市民有志が構成する世話人を中心に運営をします。第1回世話人会は、9月下旬を予定しています。
「各活動」
1.「宇土発・市民マニュフェスト」・政策検討会
実行員会から有志を募り、宇土市の現状を知り、次世代へ責任の持てることはなにか、テーマを決め、各市の事業について調べ、市民から提案する政策(まちづくり)をまとめる作業を、月に2回日曜の午後に、開催する。
2.「宇土発・市民マニュフェスト」・自治講演会
青梅市のように多くの市民から要望や提案を募るために、2010年1月下旬、2月下旬に自治講演会を開催し、同時に参加した市民と討論会をし、アンケート等も取り、さらに市民マニュフェストに加味していきたいと考えます。
3.「宇土発・市民マニュフェスト」発表会
2003年3月下旬開催予定
[市長選後のマニュフェスト評価検討会]
「宇土発・市民マニュフェスト」実行委員会は、定期的に市政の状況を検証し、市長の「ローカルマニュフェスト」の実施状況について、説明を求める会を定期的に開催し、加えて「市民マニュフェスト」の要望が市政に反映されているか、その効果はどうかも検討する。
・市民マニュフェストの評価活動の議会への警鐘
これは、市議会活動の評価にも連動していて、市議会の活性化にもつながると考えています。国政なると、議会報告会や、政策提言のために市民と意見交換会が定期的に開催されますが、地方議会の議員で開催しているのは微々たる人数のように感じます。
憲政の達人たちは、「質問無きは議員に在らず」と自責をし、日々の政治活動をしました。首相答弁の原稿読み違いを嘲笑しますが、地方議会では「質問から回答まで」行政官僚に、代筆させる怠慢議員も居るとも聞きます。
その点についても「市民マニュフェスト」に、議会の活性化につながると考えています。
まだ検討途中も多々ありがすが、来春まで世話人の方々と意見を交わし、更なる地域社会の向上へ、市民一人ひとりが参画していけるような「市民マニュフェスト」が出来上がることを願っています。
賛同いただけるかは、実行委員会にご参加下さい。よろしくお願い致します。
「宇土発・市民マニュフェスト」実行委員会 事務局長 野口修一
事務局 熊本県宇土市1374「NPOコモンズくまもと」内
Tel/Fax0964-24-3570
Eail : aande@lime.ocn.ne.jp
広報ブログ「宇土・市民マニフェスト」
*コモンズ:共有地、入会地の意味
「ミクシィ」宇土・市民マニフェスト研究会
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4610849
「おてもやん」宇土・市民マニフェスト研究会
http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/
<公立高校定員割れ>県庁所在地の県立の進学校のクラスを減らす要求が出ないのが不思議でならない。
51年前、私も宇土高校の門をくぐり入学しました。(笑)変わらない母校の姿。
東日本大震災から14年、その被害のすごさを改めて確認します。
<豊かさの条件>いつの時代にも人間社会は共同体的な部分を残さなければ、社会基盤の安定を欠く。
久しぶりに横井小楠記念館「四時軒」に寄りました。
高宗昭敏先生の活動を振り返る。熊本地球市民塾から「横井小楠と維新群像」建立まで
51年前、私も宇土高校の門をくぐり入学しました。(笑)変わらない母校の姿。
東日本大震災から14年、その被害のすごさを改めて確認します。
<豊かさの条件>いつの時代にも人間社会は共同体的な部分を残さなければ、社会基盤の安定を欠く。
久しぶりに横井小楠記念館「四時軒」に寄りました。
高宗昭敏先生の活動を振り返る。熊本地球市民塾から「横井小楠と維新群像」建立まで
Posted by ノグチ(noguchi) at 03:22│Comments(0)
│熊本の出来事