熊本学園大大学院で講義~誰にでもできる仲間づくり~
2009年07月11日
熊本学園大大学院で講義~誰にでもできる仲間づくり~
昨日、地元熊本の熊本学園大学大学院、会計専門職研究科で初めて講義をしました。以前からまちづくりの講義は、熊本大学の教養講座で5年話をしていますが、異業種交流を中心とするネットワーク(人脈づくり)からまちづくりまで、広範囲の講話は始めてで、けっこう悩み、時間をかけて組み立てをして来ました。その準備の一つが、異業種交流中心にまとめた本づくりでした。
テーマは、
「一期一会」 人との出会いが人生を決める
~誰にでもできる仲間づくりのすすめ~
1.進学で右往左往の後、建築士を目指す
2.10年間建築の勉強に打ち込む
3.32才で念願独立、しかしきびしい現実
4.社会勉強のために、高宗昭敏教授の「くまもと地球市民塾」に入門
5.先輩から人集めの指示が出る、苦悩の日々が始まる。
6.きっかけは、友人の一言
7.建築見学会から、同業種交流会発足
8.失敗が、工夫を生み、さらに進化して行きました。
9.同業種交流会から、異業種交流会へ、「四季の会」発足
10.年に四回の異業種交流会、12年で出会った人、1,300人
11.異業種交流会からまちづくりへ発展、
宇土の車椅子探検隊、サッカー教室、住吉地域学教室、
12.政治評論家内田健三氏との出会い、教示をたくさん頂く
13.異業種交流が縁で、多彩な仕事に出会う
保育園の建設、浄土真宗の寺改装、アメリカへ建築資材調達、馬見原街並修景事業、
14.車椅子探検隊が縁で、熊本大学の「実践のまちづくり講座」の非常勤講師に
15.異業種交流会が縁で、中野研究室の1日講師に
16.インターネットがきっかけで、たくさんの人々へ情報発信
17.1999年の正月に特番が、事の発端
ホームページ、メーリングリスト、メールマガジン、SNS、等
18.仮想国家「ユーゴスラビア」、ネット上の研究所「未来工場」
19.私の目標「一人で生きていくため」に必要なもの
20.CSRからPSRの時代にする必要がある
企業の社会的貢献から、個人一人ひとりが社会の改善に関わる時代
(以上、講義のレジュメ)
これまで12年間の活動をまとめた本の一部の紹介ですが、10名の社会人の研究者たちに話しをして、質問がいくつかあったのですが、
(質問)
交流会の維持の苦労はと質問がありました。
(回答)
ほとんどボランティアに近い謝礼で、講演をしてくれる講師探しが一番大変。
リピーターを飽きさせないために、常に新しい参加者を10%~15%加え続ける事。
来た人には、必ず新しい情報と新しい出会いがあるので、会費の一部(数%)を残し、次に通信費に充てることを理解してもらっている。
一度でも参加した人には、全員に案内をこりず出し続ける。
縁が有った人へ、異業種交流の活動報告や自分の考えを、DM形式で゛勝手゛に送るメールマガジンを毎月配信。
(質問)
自分の意見と違う相手が参加していて、文句を言って来た時どうされますか。
(回答)
相手の話を聞く。それも相手がいやになるほど意見を聞いてやり、もう言葉がないと言うところまで聞きます。次の集まりの来てくれたら、お付合いをしますが、その後縁がなくなれば、無理してまで交流を持つことはしない。
(質問)
50才前後で、何か考えが変わる出来事がありましたか。
(回答)
私に聞いてくる人は、40才前の人が多く、「野口さんは、どんな思いで交流会の活動をはじめたのですか?」、と質問があります。私は、「人への興味と、自分自身の20才前後の宙ぶらりんの時期を取り戻すこと、それと後半生をどんな生き方で過すのかを考えた」と答えるのですが、その質問をしに来る30代後半の人は、男性だけでなく、女性も聞かれます。それも、結婚しているいない、子供いるいないは関係なく、要は40才を分岐点として、自分の人生を考えるのではないかと思います。
論語にも、「三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る」あります。私の場合、5年ごとに人生の変化が起こり、特に10年ごとに大きな変化(生活・事業)が起きています。
(以上、昨日の講義後の質問から)
上記は、昨日の講義中に答えたことですが、他にもいくつか質問や、雑談をして楽しく、私自身が講義に準備して来たことに大きな意味(本の準備)を持ったと思います。
講義終了時に紹介した言葉は、「縁尋機妙」、「多逢聖因」、です。
意味は、「良き縁は、良き縁を結ぶ」、「良い本、良い人、良い場所を求めて行くと、自分を良い方向へ向わせることができる」の意味を紹介しました。
おいおい、日記等に今日の続きを書きたいと思います。長くなりました。
昨日、地元熊本の熊本学園大学大学院、会計専門職研究科で初めて講義をしました。以前からまちづくりの講義は、熊本大学の教養講座で5年話をしていますが、異業種交流を中心とするネットワーク(人脈づくり)からまちづくりまで、広範囲の講話は始めてで、けっこう悩み、時間をかけて組み立てをして来ました。その準備の一つが、異業種交流中心にまとめた本づくりでした。
テーマは、
「一期一会」 人との出会いが人生を決める
~誰にでもできる仲間づくりのすすめ~
1.進学で右往左往の後、建築士を目指す
2.10年間建築の勉強に打ち込む
3.32才で念願独立、しかしきびしい現実
4.社会勉強のために、高宗昭敏教授の「くまもと地球市民塾」に入門
5.先輩から人集めの指示が出る、苦悩の日々が始まる。
6.きっかけは、友人の一言
7.建築見学会から、同業種交流会発足
8.失敗が、工夫を生み、さらに進化して行きました。
9.同業種交流会から、異業種交流会へ、「四季の会」発足
10.年に四回の異業種交流会、12年で出会った人、1,300人
11.異業種交流会からまちづくりへ発展、
宇土の車椅子探検隊、サッカー教室、住吉地域学教室、
12.政治評論家内田健三氏との出会い、教示をたくさん頂く
13.異業種交流が縁で、多彩な仕事に出会う
保育園の建設、浄土真宗の寺改装、アメリカへ建築資材調達、馬見原街並修景事業、
14.車椅子探検隊が縁で、熊本大学の「実践のまちづくり講座」の非常勤講師に
15.異業種交流会が縁で、中野研究室の1日講師に
16.インターネットがきっかけで、たくさんの人々へ情報発信
17.1999年の正月に特番が、事の発端
ホームページ、メーリングリスト、メールマガジン、SNS、等
18.仮想国家「ユーゴスラビア」、ネット上の研究所「未来工場」
19.私の目標「一人で生きていくため」に必要なもの
20.CSRからPSRの時代にする必要がある
企業の社会的貢献から、個人一人ひとりが社会の改善に関わる時代
(以上、講義のレジュメ)
これまで12年間の活動をまとめた本の一部の紹介ですが、10名の社会人の研究者たちに話しをして、質問がいくつかあったのですが、
(質問)
交流会の維持の苦労はと質問がありました。
(回答)
ほとんどボランティアに近い謝礼で、講演をしてくれる講師探しが一番大変。
リピーターを飽きさせないために、常に新しい参加者を10%~15%加え続ける事。
来た人には、必ず新しい情報と新しい出会いがあるので、会費の一部(数%)を残し、次に通信費に充てることを理解してもらっている。
一度でも参加した人には、全員に案内をこりず出し続ける。
縁が有った人へ、異業種交流の活動報告や自分の考えを、DM形式で゛勝手゛に送るメールマガジンを毎月配信。
(質問)
自分の意見と違う相手が参加していて、文句を言って来た時どうされますか。
(回答)
相手の話を聞く。それも相手がいやになるほど意見を聞いてやり、もう言葉がないと言うところまで聞きます。次の集まりの来てくれたら、お付合いをしますが、その後縁がなくなれば、無理してまで交流を持つことはしない。
(質問)
50才前後で、何か考えが変わる出来事がありましたか。
(回答)
私に聞いてくる人は、40才前の人が多く、「野口さんは、どんな思いで交流会の活動をはじめたのですか?」、と質問があります。私は、「人への興味と、自分自身の20才前後の宙ぶらりんの時期を取り戻すこと、それと後半生をどんな生き方で過すのかを考えた」と答えるのですが、その質問をしに来る30代後半の人は、男性だけでなく、女性も聞かれます。それも、結婚しているいない、子供いるいないは関係なく、要は40才を分岐点として、自分の人生を考えるのではないかと思います。
論語にも、「三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る」あります。私の場合、5年ごとに人生の変化が起こり、特に10年ごとに大きな変化(生活・事業)が起きています。
(以上、昨日の講義後の質問から)
上記は、昨日の講義中に答えたことですが、他にもいくつか質問や、雑談をして楽しく、私自身が講義に準備して来たことに大きな意味(本の準備)を持ったと思います。
講義終了時に紹介した言葉は、「縁尋機妙」、「多逢聖因」、です。
意味は、「良き縁は、良き縁を結ぶ」、「良い本、良い人、良い場所を求めて行くと、自分を良い方向へ向わせることができる」の意味を紹介しました。
おいおい、日記等に今日の続きを書きたいと思います。長くなりました。
5月6日は、宇土市のサッカーのスーパースター、鹿島アントラーズの植田直通選手の応援ツアーに参加します。
<遊び上手>飽かないから遊びなのであって、飽くのは単なるヒマ(暇)つぶしである。〜田辺聖子著『ダンスと空想』〜
<消費税3%→5%直前の激務>乗り越えれない試練を天は与えない。
<前途多難、日々新たに>算数(計算)通りにならない人生。〜曽野綾子著『中年以後』〜
1月1日の記事
議長活動報告(11月前半)
<遊び上手>飽かないから遊びなのであって、飽くのは単なるヒマ(暇)つぶしである。〜田辺聖子著『ダンスと空想』〜
<消費税3%→5%直前の激務>乗り越えれない試練を天は与えない。
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1月1日の記事
議長活動報告(11月前半)
Posted by ノグチ(noguchi) at 08:57│Comments(1)
│マイライフ
この記事へのコメント
Posted by Ichiro at 2009年07月12日 11:56
ちょっと旅行にいって帰ってきた Ichiroです。