>熊本県産アサリ生産量の100倍以上が"熊本産"として流通してきたのを放置してきたことを、本日の熊日新聞コラム『新生面』

2022年02月06日

>熊本県産アサリ生産量の100倍以上が"熊本産"として流通してきたのを放置してきたことを、本日の熊日新聞コラム『新生面』
<国県挙げての取り組み必要>熊本県産アサリ生産量の100倍以上が"熊本産"として流通してきたのを放置してきたことを、本日の熊日新聞コラム『新生面』で取り上げている。

私の住む宇土市の在明海の海岸には、アサリが生まれる環境がいまだに残っている。しかし、環境の変化で収量が減り、洪水被害等から毎年不安定になり、毎年減り続けてきた。

知事の言葉では、

>県としても反省が必要

(記者は)こんな事態までに打つ手はなかったものか。

>偽装を一掃し消費者の信頼を回復する「最後のチャンス」であることは間違いない

ニホンハマグリは、緑川・白川河口で生まれ、有明海を浮遊して沿岸に住み着く。アサリも同様に、毎年有明海沿岸で生まれ育ち始めるのだが、大きく成長するのは少ない。

何故か?には不明な点が多い。

熊本県の「熊本県産アサリ」の出荷停止から、偽装アサリは中国産として流通し始めているようですが、2ヶ月後、有明海で生まれ育った少量しかない本物の「熊本県産アサリ」が市場に出た時、どんな状況になるか、まったく不明です。

都市部の消費者は、中国産を選ぶのか、少量しかない熊本県産を選ぶのか、その動向を注目したいと思います。

記者が指摘した、

>こんな事態までに打つ手はなかったものか。

について、アサリの保護育成に力を尽くしてこなった沿岸地域の自治体や漁協関係者、さらに政治の責任があると思います。小さな漁業組合が資源確保に懸命になっても、その成果は微々たるもの、国県挙げて国策でアサリ回復に取り組む時期にきていると思います。


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