リーダーの発言を批判する人は多い、しかし自ら実践して周りに影響を与える人は少ない。

2023年01月06日

<安岡正篤「自分の環境に及ぼしてゆくという実践性」>リーダーの発言を批判する人は多い、しかし自ら実践して周りに影響を与える人は少ない。

 団体やグループの人数が少なくても、多くても、トップは、有言実行が鉄則と思います。
 しかし、言葉を曖昧にしての発言は、どうかと思います。

最大化

異次元

極限まで

等々、受け取る側で、意味がだいぶ変わって来る。

最大とほ、どこまで?

異次元とは、どんな次元(目標)か?

極限までは、何処が限界点か?

その例を示してもらわないと、一般人は、理解できない。分からないから、期待しない、ということになる。だから、期待ハズレの時の逃げ口上にも聞こえる。

しかし、外国メディアの意見は違っているようです。

本日の熊日『新生面』の一節に、

>元日紙面の新春対談で、英国在住のライター、プレディみかこさんが「日本の人たちはトップへの依存度が強すぎる」と指摘していた。
(以上、1月6日熊日朝刊より)

それに続く、記者の意見には賛同するところです。

活動家たちは、自治体には頼らないが、後押しはしてほしい、が本音だと思います。

政府、自治体のリーダーたちの発言を批判する前に、自ら動くことが必要と思います。

安岡正篤先哲の訓示を集めた『安岡正篤一日一言』の1月6日に、

>その学問、その思想をもって自分の性格を作り、これを自分の環境に及ぼしてゆくという実践性がなければ活学ではない。

地域の中で、社会課題の解決に活動する人たちが増えているように思います。子ども食堂もそのひとつですし、災害ボランティア活動もそうだと思います。

まず、自らの身の丈に合わせて、まず動くことから始める。そうすると解決策が、だんだん見えてくるものです。

思い立ったら行動し、仲間を作って継続する。

>自分の環境に及ぼしてゆくという実践性

安岡正篤先哲の訓示は、批判する前に動くこと、その姿を見て周りが協力して行く、との教えだと思います。本日の学びを実践できるようにしなければと、思った朝です。


同じカテゴリー(社会問題)の記事画像
放課後児童クラブ(学童保育)の学習会。〜発達障がいの対応は、一般化ではなく、その子らしさの尊重〜
明日の一般質問の内容です。3つのテーマですが、一つのストーリーです。
自転車事故、ヘルメットを被らないと死亡率が2.2倍に上がる。〜4月1日からヘルメット着用が努力義務化に〜
学校の森、学校林、学校の景観、木について学ぶ。〜熊本市「森の都推進部」〜
日本人は、良く対比的な言葉を使う。しかしその中間を占める部分に重要な問題が隠れているように思う。
日本人は、良く対比的な言葉を使う。しかしその中間を占める部分に重要な問題が隠れているように思う。
同じカテゴリー(社会問題)の記事
 放課後児童クラブ(学童保育)の学習会。〜発達障がいの対応は、一般化ではなく、その子らしさの尊重〜 (2024-01-30 13:22)
 明日の一般質問の内容です。3つのテーマですが、一つのストーリーです。 (2023-12-04 14:59)
 自転車事故、ヘルメットを被らないと死亡率が2.2倍に上がる。〜4月1日からヘルメット着用が努力義務化に〜 (2023-03-29 08:53)
 学校の森、学校林、学校の景観、木について学ぶ。〜熊本市「森の都推進部」〜 (2023-02-23 10:44)
 <学費無償化と男女平等>昨日の男女共同参画家庭の話・・・夕食の話。カレー・ハンバーグ・シチュー・鍋料理・等々。 (2023-02-09 19:58)
 限りなく正確に、自分を表すこと。私たちは馴れるべきなのである。〜曽野綾子著『本物の「大人」になるヒント』より〜 (2022-12-19 21:28)

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:45│Comments(0)社会問題まちづくり市民活動
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。