スポーツを楽しめる大切さ、足るを知るとは?〜日常こそ理想郷〜

2021年03月01日

スポーツを楽しめる大切さ、足るを知るとは?〜日常こそ理想郷〜

昨日のマラソン日本記録を出した鈴木健吾さんの躍動した姿、ひょうひょうとした態度のインタビュー、ある域に達すると人間ができてくるのか、と思いました。 

『菜根譚』に、足るを知る、の訓示がありました。(以下、本より)

郁(すべ)て眼前に来たるの事は、足るを知る者には、仙郷(せんきょう)にして、足るを知らざる者には凡郷なり。

【訳文】
すべて目の前に起こってくる現実の問題は、満足することを知る者にとっては、仙人がすんでいるとされる理想郷のようなものであり、満足することを知らない者にとっては、凡人の欲望に満ちた世界である。
(以上、『菜根譚』後編より)

江戸期によく読まれた本の現代語訳の解説本ですが、人の成長の姿を見ると、ある域に達すると、正に達人となるのだろう、と思います。

我々のような運動音痴は、実は努力しなかったから音痴なのでしょうが、スポーツも出会い、私はサッカーでしたが、高校ではずっと12番でした。見方によれば、努力が足りなかった。

でも、高校卒業してもサッカーを続け、社会人の草サッカーは33歳までやり。数年サッカーを休んだ後、37歳から小学生の低学年を教えるサッカースクール的な活動を始めました。

以来、サッカーの指導から、地元のサッカー協会員になり、今は宇土市サッカー協会の会長をしています。今週末は、小学6年生の大会を開催します。宇土市出身のサッカー日本代表の植田直通選手に続くような少年たちが出るように、微力ながら育成に力を入れています。

私にとっての満足は、子どもたちがのびのびと、ボールをおおかける環境、会場を設けることなのだと思います。コロナ禍で、大きな大会は出来なくなっています。それでも、子どもたちが成長を実感できる場所を作って行かなければと思っています。

スポーツにおける私の"足るを知る"は、まずは新型コロナウイルス感染症が収まり、日常が戻り、毎週末に少年サッカー大会が開催できるようになることです。

コロナ禍になり、日常がいかに大切なものか、"足るを知る"とは、そういう事なのだと思っています。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 05:46│Comments(0)マイライフ
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