<松橋事件再審決定>GDPに貢献しませんが良い判決は社会に光を放つと思う。〜現代と江戸時代〜
2017年11月30日





<松橋事件再審決定>GDPに貢献しませんが良い判決は社会に光を放つと思う。〜現代と江戸時代〜
おはようございます。昨日は相撲界の騒動「日馬富士問題」のニュース一色でした。今日も多分そうでしょう。
熊本では、32年前の殺人事件の再審が決定したことを、新聞一面に掲載しています。時間は長くかかりましたが、本人も支援者も喜ばしいことと思います。
犯人の特定は、科学の発達した現代でも難しいのに、まして江戸時代などは、どんな捜査をしていたのだろうと思います。
新聞の同じ1枚目の下部にコラム『新生面』が毎日掲載されています。記名はありませんが、4人ほどの記者が書いていると聞きましたが、今日は誰の記事かな?と想像しながら読みます。
今日の話題は、松橋事件と熊本藩の6代目細川重賢公の裁判の工夫について書かれています。いわゆる熊本藩の再審制度とも言える穿鑿(せんさく)役なる仕組みで、その事例も紹介されています。
細川重賢公は、裁判制度もですが、罪の償いの仕方も新しい方法を取り入れています。その以前は、テレビの大岡裁きのように、打ち首獄門、遠島、等、罪を犯すとその地域から居なくなる刑罰が多かった。そこで、軽犯罪に対して取った償い方が、「百叩き」の刑でした。
打ち首獄門だと死刑か投獄、遠島だといつ帰れるかわからない。罪を犯すのはだいたい働き手の大人、それが男子だったら農業では、大きな損失となる。そこで考えたのが、百叩きの刑、だったとか。当時、この刑罰の考え方は、その後全国に広がったそうです。
名君と言われる細川重賢公は、再審制度にも、刑の仕組みにも工夫しているところは、素晴らしいと思います。
細川重賢公は、財政再建のため人の人物を抜擢し「宝暦の改革」を断行し、著名な儒家丸山玉山を招き藩校「時習館」の設立に取り組んでいます。やはり、いつの時代もトップは大事だなと思います。
*新聞が黄色っぽく見えるのは、我が家の室内灯が全て電球色の蛍光灯や電球を使っているからです。新聞が古いからではありません。
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Posted by ノグチ(noguchi) at 09:32│Comments(0)
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