(星野Jガンバレ)悪口に対処する六つの知恵(自警録)
2008年08月17日
(星野Jガンバレ)悪口に対処する六つの知恵(自警録)
~アクセス20,000UP、これからもよろしくお願します。~
星野ジャパン2敗…もう負けられない!
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=579759&media_id=42
オリンピックを毎日見ていると、結果に対して、言動に対して、色々な批評が報道されています。誉められたり、けなされたり、世の人に知られると、噂、悪口は付いて回るものですね。
星野ジャパンには、批評・不評は気にせず、思う存分に日本の野球を世界にアピールして欲しいと願っています。
悪口(批評)の対応する色々な対応策(知恵)が、歴史書から読み取れます。敬慕する偉人の一人、新渡戸稲造氏の著書に、次に言葉がありました。悪口を言われて、陥ってはならない行為とは、
一つ、その悪口をいった人を怨むこと
二つ、自分の悪口さたれたのを聞き怒ること
三つ、悪口を耳にしてヤケとなること
四つ、悪口に対する弁解に大いにつとむること
五つ、悪口のために落胆し萎縮すること
などの注意事項です。このような心境にならないようにするために、新渡戸稲造氏の著書「自警録」にあった、知恵(工夫)をすこし紹介します。
(本文より)
一つ、悪口は知事的なものが多い
「人の噂も七十五日」、その実は寝も葉もないことがおい。数週間もすれば、記憶から消え、さらに1月もすれば評価が逆になっていることもあります。
二つ、悪口に大部分は介意の値なし
かくのごとき時には、少し度胸を大きく持ち、今日あって明日なき言葉のはの、一風吹けば散り果てるものだと思うと、悪口もさほど不愉快に感ぜぬのみならず。
三つ、知らぬ人の批評には弁解が要らぬ
君を知らぬ人がからこれ批評をすることは、さほど意に介するに及ばぬ。すなわち君を知らぬ我が輩は君にいわゆる世間であるが、我が輩は君を何とも思わぬといった。
四つ、かかる悪口は自然に消える
これがために軽々しく一命を捨て、ヤケとなり、あるいは他を怨むことを要せぬ。ジッとしてそれを放任すれば、自然にその悪口も消え、真実のみが残って、最後の勝利を得る。
五つ、言語よりも実行をもって弁解せよ
これがために他人に迷惑を及ぼすのであれば、それは説明する必要もあるが、しからざればこれまた放任して置くべきものと思う。もし強いて弁解するなら、言語をもってせず実行をもって示すべきであると思う。
六つ、悪口に対する理想的態度
日ごろの修養如何によりてその価値が著しく違う。白隠和尚の逸話から、
白隠和尚〔1685~1768〕はその檀家の娘が妊娠して和尚の種子を宿したと白状したとき、世人からは生ぐさ坊主と悲惨されても、平然して、
「ああそうかい」
と言い、生まれた後は、自分でその子をだきなどしていてが、後、和尚の種子でなく、娘の一時のがれに和尚の名を汚したことが明らかになった時も、また、
「ああそうかい」
といって世間の毀誉褒貶(きよほうへん)に無頓着であったという。
僕は悪口に対してはこの心がけをもって世に処したい。いかに人はかれこれいうとも己れさえ道を踏むことを怠らずば、何の策も弄せずとも、いつの間にか黒白判然するものである。(中略)
偉人の言葉は、鋭くも温かいものを感じます。世間の噂で右往左往している人には、自分の生活のどこかに、噂に値することを少し為していることあるのかも知れません。
新渡戸稲造氏が教える「悪口」の対応策には、日常の修養が大事、人間の習性や歴史上の史実を検証した知恵があるように思います。
日々、こつこつ積み重ねた善を基にした信用こそ、悪口を消し去る一番の方法かもしれません。最後に、新渡戸氏の選んだ歌を紹介します。
「人住まぬ山里なれど春くれば柳はみどり花はくれなゐ」
*参考資料:新渡戸稲造著「自警録」
<コミュ>
・新渡戸稲造著「自警録」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3371532
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オリンピックを毎日見ていると、結果に対して、言動に対して、色々な批評が報道されています。誉められたり、けなされたり、世の人に知られると、噂、悪口は付いて回るものですね。
星野ジャパンには、批評・不評は気にせず、思う存分に日本の野球を世界にアピールして欲しいと願っています。
悪口(批評)の対応する色々な対応策(知恵)が、歴史書から読み取れます。敬慕する偉人の一人、新渡戸稲造氏の著書に、次に言葉がありました。悪口を言われて、陥ってはならない行為とは、
一つ、その悪口をいった人を怨むこと
二つ、自分の悪口さたれたのを聞き怒ること
三つ、悪口を耳にしてヤケとなること
四つ、悪口に対する弁解に大いにつとむること
五つ、悪口のために落胆し萎縮すること
などの注意事項です。このような心境にならないようにするために、新渡戸稲造氏の著書「自警録」にあった、知恵(工夫)をすこし紹介します。
(本文より)
一つ、悪口は知事的なものが多い
「人の噂も七十五日」、その実は寝も葉もないことがおい。数週間もすれば、記憶から消え、さらに1月もすれば評価が逆になっていることもあります。
二つ、悪口に大部分は介意の値なし
かくのごとき時には、少し度胸を大きく持ち、今日あって明日なき言葉のはの、一風吹けば散り果てるものだと思うと、悪口もさほど不愉快に感ぜぬのみならず。
三つ、知らぬ人の批評には弁解が要らぬ
君を知らぬ人がからこれ批評をすることは、さほど意に介するに及ばぬ。すなわち君を知らぬ我が輩は君にいわゆる世間であるが、我が輩は君を何とも思わぬといった。
四つ、かかる悪口は自然に消える
これがために軽々しく一命を捨て、ヤケとなり、あるいは他を怨むことを要せぬ。ジッとしてそれを放任すれば、自然にその悪口も消え、真実のみが残って、最後の勝利を得る。
五つ、言語よりも実行をもって弁解せよ
これがために他人に迷惑を及ぼすのであれば、それは説明する必要もあるが、しからざればこれまた放任して置くべきものと思う。もし強いて弁解するなら、言語をもってせず実行をもって示すべきであると思う。
六つ、悪口に対する理想的態度
日ごろの修養如何によりてその価値が著しく違う。白隠和尚の逸話から、
白隠和尚〔1685~1768〕はその檀家の娘が妊娠して和尚の種子を宿したと白状したとき、世人からは生ぐさ坊主と悲惨されても、平然して、
「ああそうかい」
と言い、生まれた後は、自分でその子をだきなどしていてが、後、和尚の種子でなく、娘の一時のがれに和尚の名を汚したことが明らかになった時も、また、
「ああそうかい」
といって世間の毀誉褒貶(きよほうへん)に無頓着であったという。
僕は悪口に対してはこの心がけをもって世に処したい。いかに人はかれこれいうとも己れさえ道を踏むことを怠らずば、何の策も弄せずとも、いつの間にか黒白判然するものである。(中略)
偉人の言葉は、鋭くも温かいものを感じます。世間の噂で右往左往している人には、自分の生活のどこかに、噂に値することを少し為していることあるのかも知れません。
新渡戸稲造氏が教える「悪口」の対応策には、日常の修養が大事、人間の習性や歴史上の史実を検証した知恵があるように思います。
日々、こつこつ積み重ねた善を基にした信用こそ、悪口を消し去る一番の方法かもしれません。最後に、新渡戸氏の選んだ歌を紹介します。
「人住まぬ山里なれど春くれば柳はみどり花はくれなゐ」
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<コミュ>
・新渡戸稲造著「自警録」
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5月6日は、宇土市のサッカーのスーパースター、鹿島アントラーズの植田直通選手の応援ツアーに参加します。
<部活廃止と少年スポーツ過疎地>人口減少地域の部活廃止と中学校部活動の週末社会体育移行の影響が出ている。
「一念忘機」があって、それから「一念発起」に向かう。〜『禅、比べない生活』〜、"髙木奈々さんのインタビューから学ぶ"
アルツハイマー病と運動習慣の関係、運動習慣は、子供の頃の体験が影響している?
日本選手の活躍と大会開催の意義が詰まっていると、読みながら、気持ちも温かくなりました。〜本日熊日『読者文芸』下段より〜
<オリンピック観戦で元気に>スポーツに熱中出来る人は、スポーツが大好きで狂っている状況。〜吉田松陰の志〜
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Posted by ノグチ(noguchi) at 09:47│Comments(0)
│スポーツ